10 Setsuko Owan Travel Photography 1980,87 Spain
This video was edited by David Turshyan.
*デイビットさん編集の動画ができましたので、改めて更新します。
音楽は『アルハンブラの思い出』
哀愁帯びた切なく美しいギターの音色が流れます。
*ビデオも写真も大きくしてご覧ください。
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1980.10.15 (16だけ)
1987.04.09-04.17
1. Beginning 起
01-19 Castle, Others, Town 宮殿・その他・町並
Granada, Barcelona, Cordoba, Seville
2. Development 承
20-26 Flowers 花
Barcelona, Granada
26.
3. Change 転
27-37 People 人々
Granada, Barcelona, Seville, Cullar, Cordoba
4. Ending 結
38-42 Landscape, Sea ランドスケープ・海
To La Losa, Alicante, Torremolinos
38.
39.
40.
41.
42.
43.
#6 The River that Runs Through My Heart
その6:『安らかさを求めて』
(serene:うららかな、のどかな、澄み切った、雲ひとつない、穏やかな、静かな、落ち着いた、安らかな、平穏な)
(1)
最近の大湾氏の興味は、これ以上写真を撮って作品を増やすことよりも、彼女の旅の思い出を大切にし、その中に、ひたり、耽(ふけ)ることだと言っています。
彼女は、またこう語ります。
「いまは体力的に、昔できていたことがいくつもできなくなりました。
けれど、頭だけはまだしっかりしています。
それで、次の目標は自分の書いた本『幻の旅路』を売ること、そして写真を売ることです。
(売ることは極めて不得意で、結局、『幻の旅路』は日本全国、そしてアメリカの日本文学部があるところに寄贈しました。
700枚以上あるマット付き写真もその運命を辿るでしょう)
それから、今持っている古いネガフィルムをスキャンすることです。
これは大プロジェクトです。
(2024年-2026年、人生の最後の章になって、やっとスキャンをしました。
ブログや動画で紹介している写真はその一部です。
まだ全部終わっていません。
生きている間にできるでしょうか?)
(2)
その間も大湾氏はずっと書くことも続けます。
題材は、いろいろな分野にわたります。
殆どが、自分とその周囲にいる人々のことです。
彼女は自分が書いたエッセイをブログに載せています。
そして、ロス・アンジェルスの日本語新聞、『ラフ新報』に投稿し、たびたび彼女のエッセイが掲載されます。
(3)
彼女は、今の世の中に広く行き渡っている過度の競争意識について、眉をしかめています。
(prevalent:流行している、広く行き渡っている、世間一般の)
それは、多くの人々が、より大きなこと、あるいはより優れていること、あるいはもっと沢山のものを手に入れることばかりにフォーカスしていることです。
(焦点を置いている)
(acquire:獲得する、習得する、取得する、入手する、買収する)(注1)
(4)
「みんなもっと自分たちの心のなかの何かを探し求めるべきだと思います。
そしたら、本当の幸せが見つかるでしょう。
私たちは、他の人から、どう生きるかとか、どう学ぶかなど、わざわざ他の人から習う必要はないと思います。
(他人の本を読んだり、講演会を聴きにいったりして、幸せや成功の秘訣を習うのではなく、自分で見つけるということ)
美しさを見つけることは、自分自身でそれを発見したらいいのです。
「楽しみや幸せを些細なこと、小さなことに求め、見つけること。
それが、私がいつも求め続けていることです」
と、彼女は語りました。
(5)
私たちは、この彼女の繊細さ、そして優しい心を、彼女の写真の中で見いだすことができます。
(6)
『あの日、あの時』と題した大湾節子氏の旅の写真展が、パロス・バルデスのマラガ・コーブ・ライブラリーのアート・ギャラリーで開かれます。
24の国々の259点の作品の中で、18点の自転車や7点の猫の写真なども展示されます。
_________
*(注1)
過度競争の傾向や風潮の例:
世界1の武器保有国、世界1高いビル、世界1の金持ち、世界1、速い人、世界1、速い車、世界1きれいな人、世界1有名な人、世界1成功しているビジネスマン、アーティスト、作家、音楽家、など、何でもトップになろうとする傾向。
クラスで1番。
学校中で1番。
とにかく、優秀でなくてはいけないような傾向。
何かを手に入れたり(物質、地位、権利など)、何か特別なことを成し遂げたりしなといけないと、不幸だとか失敗者だと思う傾向。
世界中で、アメリカ中で、あるいは、日本中で、トップ100人の何々の人々。
何々のコンテストの上位に入賞した人々、など。
ブログのアクセス数がトップ、読者数がトップなど。
超最新型の電気器具、超最新型のコンピューター、携帯など、次々と開発され、販売される物など。
大湾氏は、数字に頼るもの、数字で比較できるもの。
そんなものを必死で獲得しようとしている人々が多過ぎること。
『数字で測りえるもの』に『幸せ』を求めていること。
そんな社会の傾向を嘆いている。
Seeking the serene
(1)
Owan’s interest these days is not to add to her photographic archive, but rather to live among the cherished memories of her travels. “Physically,” she says, “there are so many things I cannot do like I used to, but mentally you’re still alive. So my next goal is to sell my book and to try to sell my photographs, and also scan my old negatives. It’s a big project.”
(2)
In the meantime, Owan continues to write, and on a variety of topics – most of them having to do with her own life and the people around her. She puts her essays on her own blog and also sends them to the Japanese-language newspaper, Rafu Shimpo, which then posts them online.
(3)
She again frowns at the prevalent competitive spirit that she sees, where for so many people the focus is only on being bigger or better or acquiring more.
(4)
“They should be looking for something inside themselves, and they’ll find happiness. We don’t need to learn from other people how to live or how to learn, just find yourself and peace of mind. Find beauty, find it by yourself.” Seek and find pleasure and happiness in small things, she says. “That’s what I’m looking for.”
(5)
And it’s this sensibility, this heart, that we find in her pictures.










































