【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
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<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、前よりも強く接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
奇妙な共同生活(?)が始まっていた。
そしてその子狐眷属の故郷、
高野山の清高稲荷大明神にお参りに行った際に
「お祭りをしてほしい」と無茶ぶりをされた私だが……
***
今日は水曜。
私は高野山の清高稲荷大明神に、急遽来ることになった。
明日から週末にかけてまた台風が接近ということで、
お祭りの打ち合わせも兼ねての参拝だった。
菊「すっごい青空! そして涼しいねー。めっちゃ気持ちいい!」
そして私は清高稲荷大明神と、今日もゆっくりお話しタイム。
その時のことは改めて。
***
本殿でいつものごとくじっくり時間をかけて過ごした後、
ふと移動しようとすると、そこに飛翔眷属がいた。
菊「うわ。びっくりした!……え、ここ高野山ですよ!!」
飛翔眷属(以下:飛)「……私はその "お守り" が扉だから……別に家の守りではないんだけど」
菊「あ。確かに(笑) その通りですね。失礼しました!」
そうかー。
この "お守り" がある場所には現れて下さるんだ。
飛「お土産、忘れないように! それを伝えようと出てきた」
菊「あ。本当ですね……先に選んでおきます!」
高野山に来る途中に、今日はお土産になる何かを選ぼうと思っていた。
さすが飛翔眷属。
……しっかり "お守り" の中でチェックしてくれている♪
飛「神社ではいろいろなものが授与されたりするが、なぜか知っているか?」
菊「? そこの神様との繋がりを持って帰るため……とか。
あと単純に記念として? とかですか?」
飛「繋がりを持ち帰る。そうだね。
昔は今のように誰もが神社参拝などできなかったんだ」
菊「はい」
飛「伊勢神宮へ行くのでも、体力のある者が選ばれ、
皆の代表として参拝した。……昔は旅をするのも命がけだからな」
菊「……はい」
飛「無事に参ることができて、神札などの授かりものを
故郷にまた持ち帰るわけだが、一つでは足りない。
そこで皆に配れるように、
その土地の土で作った人形やお守りなどを、参拝の証拠として持ち帰ったのだ」
菊「……なんだか素敵ですね。ものすごく本気が込もっています」
飛「そうだな。昔は大人数で旅する費用もなかったから、
村の皆で旅の費用も寄せ集めた。
代表の者は皆の信仰心や期待を背負って、参拝に向かったんだ。
そしてその土地のご神気を無事に持ち帰り、信じて送り出してくれた皆と分かち合う。
それがお土産の始まりだ。
とてもいい文化だと私も思っている」
そうかー。
単に記念品♪ とかプレゼント♪ という意味を超えて、
神様の力を村で待ってくれている皆に渡したいっていう……
それが「お土産」なんだ。
菊「その場所の神様の力かー……。あ、これがいいです!」
清高稲荷大明神の管理人さんが一つ一つ丁寧に作られているこのカード。
裏の説明書きにはこうあった。
良い縁結ぶカード
清高稲荷神社の御神木の一本には
良い縁を結ぶ御神木『男檜・女杉』があります。
この神木に願いを込めると
男女の良縁はもとより、人と人との良縁に恵まれ
人間関係・仕事関係・営業関係の運も
向上すると言われています。
カード熨斗の中に御神木『男檜・女杉』の
カード熨斗の中に御神木『男檜・女杉』の
木皮が包んであります。
清高稲荷
そして表には大きく『縁結』と。
同じ漢字が使われるんだけど、今日は高野山の
『秋季金剛界結縁灌頂(しゅうきこんごうかいけちえんかんじょう)』という大切な行事の日。
「心の中に本来そなわっていらっしゃる、
仏の心と智慧を導き開く儀式」です。
だから今日選んだこのカードには、きっといつもより強い力が宿ってるかも。
菊「すっごい届きそう! 神様の力」
高野山の土、水、空気。
その中で200年育ってきたご神木。
その力を宿したお土産。
昔昔からの人の祈りと気持ちが、この中に受け継がれているんだなあ。
そう思いながら、いつもより特別な気持ちでお土産を選ぶ私だった♪
→ ということで、このカードはLINE@の方での応募プレゼントにさせて頂きます。
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受付締切は10月5日(金)中です♪
受付締切は10月5日(金)中です♪
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《続く》









