【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、前よりも強く接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
奇妙な共同生活(?)が始まっていた。
そしてその子狐眷属の故郷、
高野山の清高稲荷大明神にお参りに行った際に
「お祭りをしてほしい」と無茶ぶりをされた私だが……
***
菊「……産土神社さまって、本当にあんな感じで見守ってはるんだね」
子狐1「そうだよ。なのにお参り行ってないっていう……」
子狐2「高野山には往復5,6時間かけてマメに行くのにね」
菊「………………………反省!💧
これからはマメにお参りします! 質問したいし♪」
子狐「現金なタヌキ顔だよね」
菊「現金なのは、産土稲荷大明神さまに似たんじゃない?(笑)」
そんな私、本日は調べもの。
「清高稲荷大明神さまのお祭り。進めないと……」
実は数日前に、まきろんちゃんとこの件について話していた。
の前に! 始まりはこっちかな。
8月に仲間と一緒に高野山に行って、
清高稲荷大明神さまにも参拝した時のこと。
参拝後、境内を出る直前に、
隣にいたミコト君に突然私はこう言った。
「ミコト君、『大餅投』でご奉納ダンスを踊って欲しいなぁ」と。
ミコト君はプロのダンサー。
突然の私の依頼に、その場で「踊らせていただきます」と……✨
それを知ったまきろんちゃんが、ご自身のfacebookでこう呟いた。
と同時期に、私の方に「マルシェの売上金の一部を清高さんにご奉納!という感じで、
大餅神事の時にお祭りを具現化できないでしょうか?」と相談も届いていた……✨
まきろんちゃんは以前から、神社の復興などに力を使いたいと行動している方で、
清高稲荷大明神さまにもご縁があって、そんな流れを作ってくれたのでした。
菊「この前、清高稲荷大明神さまが言ってはったのコレのことね。
まきろんも既に発信を開始してくれている……と」
ちなみにまきろんちゃんはこの頃もう出産直前で*
時間が限られているので
彼女の地元まで行って、打ち合わせをしてきたのでした。
***
まきろん(以下:ま)「コンセプトを決めましょう」
菊「縁結びの神様だから……人と神との縁を結ぶ……とか?」
ま「清高さんらしさがもっと出た方がいい気がします……*
その言葉だと、他の神社にも使えてしまう感じなので」
菊「そっかー。清高さまらしさ……(O_O)🌀」
ま「神社って人が来るだけで奉納じゃないですか?
みんなでできるご奉納!という様な♪」
菊「!! それ! ……まきろんちゃん、それ素敵✨」
そして彼女は私の目の前でどんどんまとめて行った。
……鮮やかである。✨
ミコト君の奉納ダンスは決定。
その他の方にも奉納演奏などを交渉♪
さらにまきろんちゃんのfacebookつぶやき記事にコメントを下さった方々に、
『高野山マルシェ』として出店をお願いする……。
短い時間だったけど、テキパキとまとめてくれたメモを手に、
私は西宮に戻った。
そして今! である。
私は「お稲荷さまのお祭り」というものについて、調べていた。
子狐1「清高さまは自由にしていいって話されてたよねー」
子狐2「稲荷講の人たちも賑やかなのがいいからってね♡」
菊「……うん。堅苦しくなくてもいいのってこういう企画には助かるよね♪
でも一応、お稲荷さまのお祭りについても知っておきたいんだー」
両脇の子狐眷属に見守られ(?)ながら、お稲荷さまの本をめくってみる。
すると……あった。「稲荷のまつり」というページ!
稲荷祭は平安時代からあり、賑やかで晴れやかで多くの人が集まった。
菊「ほうほうー」
それは並外れた熱気と活気に満ちた祭礼であった。
菊「な、並外れた……?💧」
祈願成就という神事と結びついた芸能の奉仕も行われ、神事と娯楽が一体となっていた。
菊「神事と娯楽が一体に?」
今でいう音楽ライブから演劇など、披露された数え切れない芸能は、どれも庶民的に流行していたものばかりだった。
菊「庶民の流行!!✨」
菊「‥‥‥‥‥‥(O_O) これってさあ」
子狐「うん」
菊「いま企画している内容に超ハマるよね……!✨」
子狐「ほんとにね♡」
その時、高野山で
清高稲荷大明神さまが言った言葉を思い出した。
自由にしてくれたらいい
堅苦しく考えなくていい。空海もそう言うぞ。
歴史のお墨付き(すご!)も頂戴し、大きく背中を押された気がした。
「稲荷のお祭り」✨
清高稲荷大明神が「見たい」と願った(願う神様!)そのシーンに向けて、
水面下での準備がスタートしていた。










