時計。⏰⌚

「時を計る」もの。
「計る」とは、「見ること、知ること」

つまり、時間を見るための「道具」ということ。

 

最近は、よほどのことがない限り、数字で見ることができるし、そもそも「腕時計」をする機会も減った。
たいがいのことが、携帯電話や、スマートフォンでできてしまうし、時間を正確に電波を使って、その信号を受け取り、表示するから、「電池交換」とか「ゼンマイ仕掛け」や、振り子機能を利用した、自動巻きの時計は、もはや、よほどの時計好きでもなければ、手元に置く人は、少ないだろう。
 

世の中、何でも「デジタル化」が進み、「秒針、短針、そして長針」で、時間を見る、いわゆる、「時計」は、時計屋さんとかでしか、見かけにくくなってきた。
便利さばかりを追求した結果、「針式」の時計を読める子供もどうやら減っているらしい。もっとも、成長するにしたがって、嫌でも時計は読めるようになりはするけど、せっかく、小学校で、「時計の読み方」を学ぶ機会があるなら、やはり、「学べるときに学ぶ」ということは大切なことだと思う。

 

ちなみに、病院において、看護師予防らは職務上、数字だけ表示の時計はしない。
これは、患者の脈拍を読み取る時に、60秒で何拍、脈を打つか?を見るときに重要な「道具」として活用するから。
60秒も手首を握られ、ジッとしてるのは、看護師も患者も、気分的に「良い気」はしない。

そこで、10秒とか15秒程度のうちで、何拍打つか?を調べ、「掛け算」をして1分当たりの脈拍を予測し、1分でいくつ。と読む。
例えば、15秒で10拍打ったとすれば、60秒を15秒で割れば「4」と答えが出る。15秒で10拍だからその4倍にすれば、1分間で何拍打つかがわかる。
あくまでも、たとえなので、「そんなに遅いとか、早いとか」は、言いっこなしだ。ウインク

 

ということも踏まえ、小学校で学ぶはずの「時計の読み方」についてその導入方法を、今回は書いてみた。

 

 

1.時計とは?⏰⌚

  時間を読むための道具であり、秒針(ないものもある)短針、長針、文字盤(時刻を示す数字と1時間当たりの細かい時間を計る目盛りどいう部品構成で、成り立っている。

2.それぞれの役目

  秒針は、1分を60秒に分解したときの移動量を

  短針は、1時間を60分に分解したときの移動量を

  長針は、短針が文字盤を1周した時の移動量を

  それぞれ読めるように作られている。

3.導入

  まず、数字は「何時」という「時間」が読めることを、知ってもらうこと。

  それを短針がその役目をしていることを、理解してもらう。

  「短い針は、数字だけしか読めない」といえば、ヒントになるかもしれない。

  教材にある、時計の模型で、短い針だけで、数字を示し、これは「何時?」と

  聞いてみるのも方法の一つ。

  短い針だけで、数字を指示し、1時間ごとの変化を理解させる。

  ある程度、自由に、短針で「時間が示せる」用になったら、次は長針の役割に

  ついて、教える。

  まず、文字盤上にある目盛りが、いくつあるか、数えてもらう。

  「12」の次から数えて、最後に戻ったとき「60」個数えられれば、それを読む

  ことができるのは、長針の役目ということを、覚えてもらう。
  教材にある時計の模型を使って、長針だけで、目盛りを指させて、その目盛りの

  値を読んでもらうと、「分」が理解できる。この時に、「長針は数字が読めない」

  ことを、しっかり覚えてもらえれば、ほぼ、時計の読み方はできるようになる。

  長針は、文字盤の数字ではなく、目盛りを読むためにあることを理解させる。

  秒針については、まず時間と何分が分かるまでは、ふれる必要はない。
  長針と短針の関係性が分かれば、秒針については、気が付く子もいるので、触れ

  る必要は考えなくてもよい。

4.応用

  長針が文字盤の目盛りを1周すると、短針はどういう動き方をするかを、実際

  に、時計を動かして、その変化を、見てもらう。
  長針が1周すると1時間進むことを、見つけてもらう。

  長針と短針の関係性について気づいてもらえれば、ほぼ、時計の読み方は

  完成だと判断できる。