*8月17日*
自宅から車で20分ほどの距離にある
F病院での面接がありました
わぉ!大昔の写真を発見〜!
この病院はまだ学部5年生だった頃
夏休み研修にお世話になった病院。
この時は内科の研修だったのですが
看護師さんも医師もみんな優しくって
たった一ヶ月だったのに涙涙でお別れしたほど。。。
前回のS病院のとは一味ちがい
大きな会議室に
医局長代理と人事課長を相手に
45分ほど自己紹介や今までの経歴などを話すという
「ザ!企業の面接」といった雰囲気でしたが
話を進めていくうちに心の距離が縮まってゆくのを感じ
後半は雑談のような温かな雰囲気で面接は終了でした
手術経験をもっと積みたい旨
そして9月に現職を退職した後は1・2ヶ月お休みした後の
12月以降の始業を希望している旨
現在並行して複数の病院も視野に入れている旨もしっかり伝えました
この点に関しても
理解を示してくださり
私の心が決まるまで返事を待ってくださるとのこと
10月から着任する新医局長は私の兄的上級医E先生のお友達。
お会いしたことはありませんが人徳のある方の様。
9月から他病院に修行に出向していた専門医2名が戻ってくるため
小さいながら経験値の高いチームが再編成されるとのこと
病院によっては
チーム内の上級医・専門医・レジデント数の内訳が決まっているため
専門医資格を取った瞬間に契約が切れてしまう・・なんて事もあるのですが
今回は「無期限」の契約期間を準備してくれているというのも魅力的
そして希望を出せばMVZ(Medizinische Versorgungszentren)と呼ばれる
併設された外来専門の施設で地域医療の経験を積むこともできるとのこと
何よりも我が家からのアクセスも良いため
オンコール当直の時に自宅に帰ることができるというのも重要ポイント
オンコールとは緊急オペなどに備えた当直のため
電話連絡が入ってから30分以内に病院に到着することが必要になります
現病院(家から50分ほどの距離)の場合は
病院内か市内にすむ親戚のお宅にお泊まりさせてもらっているのですが
それを含めると月7〜8日は自宅に帰れない日があるんです。
我が家LOVEの私にとってこの状況は
ボディーブローの様に鈍いダメージになっている可能性も否めない。。
その他の掲示していただいた条件もとても魅力的なものだったので
業務や雰囲気、チームワークの実際を体験するために
明日Hospitationと呼ばれる「業務体験」をしてきます
どんな仲間に出会えるのか。。。
どんな患者さんがいらっしゃるのか。。。
どんな1日のスケジュールになるのか。。。
ドキドキ・ワクワクです♪
筆記用具と靴の準備おっけ〜!
軽食のオレオの準備おっけ〜!
予防接種の証明書おっけ〜!
マスクに映えるメイクの準備もおっけ〜!
準備万端で行ってまいります。
さて・・・
題名の「幸せな悩み」について。。。
実は先週M病院で勤務している友人から電話が入りました
「asahi、S病院への転職がダメになってしまったって本当?
「では私たちの病院に来なさい!」ってL上級医がasahiに伝えてって。」
こういう噂って広まるのが本当に早い!
まだ内輪でしか共有していない(と思っていた)情報が
街を超えてここまで伝わっていることにびっくり!
当直へ向かう車内だったので
「はいはい。ありがとさ〜ん!その気持ち受け取りました♪
また電話するね〜」とその時は流していました
このM病院は昨年一年間研修をさせていただいていた専門病院
この分野ではとても有名な病院で
小さいながらドイツ全土から患者さんが集まる病院です
実はこの研修期間の証明書のサインをいただきに
本日8月24日
M病院に行ってまいりました
教授との約束の時間まで余裕があったので
焼いたケーキを持って
お世話になった病棟の看護師さんたちや
以前の同僚たちとの再会を喜びペチャクチャとおしゃべり
「わぁ〜asahi〜!また戻って来てくれるの!?」
そんな看護師さん達のそんな早とちりもなんだか嬉しかったな。
いざ教授とのお約束の時間になり彼の部屋を訪れ
サインをいただきたかった書類をカバンから取り出すと
「asahiさん。。。今の病院を退職するって聞いたんだけれど。。。
。。。。。。。。
また・・私たちのチームに戻ってきてくれないかな??」と。。
「そんな風におっしゃっていただけて本当に本当に光栄です。
ただ・・私はまだひよっこで、手術経験も浅くって
専門性の高いこの病院の一員となるには未熟すぎると思うんです。
自分をこの分野の専門医と名乗れる日が来るのであれば
その時にはしっかりとした経験と知識に裏付けされた自信を持っていたいんです
今の私はそのレベルに到底及ばず自信もない。。
これは私の心の中の葛藤で言葉で説明するのは難しいのですが。。
それを乗り越えるためには基本の症例の経験を積むしかないと思うんです。」
「ここでだってasahiさんが学びたいと思うことのサポートはできるよ。
確かに専門性の高い症例が多いけれど
君が将来こちらの方面のキャリアも視野に入れているのであれば
今から方向性を絞ることも決して悪い事ではないんじゃないかな?
手術の技術は経験を積む事で向上させることができるし。
君は医療者として一番大切な「心」を持っているんだ。
それは誰もが持ち合わせてるものではないし、
僕はそのことをとても評価しているんだ。
君の気持ちもわかるけれど、考えてもらえたら嬉しいな。。」と・・
「はい。。一度ゆっくり考えさせていただきます。」とお返事して退出し
前室の秘書さんと話をしていると
L上級医がやってきて
「asahi〜!やっと会えたよ〜!契約書もうサインした?
また一緒に仕事しようよ!」
「ちょ。。ちょっと待って待って〜!。
すんご〜〜〜い嬉しいし、光栄だし。。。
なんて表現していいのかわからないけれど
今の私は専門医になるための確たる芯となるものを育てる時期にあるんだと思う。
一人で執刀できるオペだって少ないし
今チームに加わっても皆んなの力になれないよ、きっと。。」と言うと
「あ〜〜〜もう!なんでそんなに自己評価低いくのさ!
日本人特有のその謙虚さも度がすぎるぞ〜〜〜〜〜!
私が手術の指導するから、色々教えるから、一緒に成長していこうよ!」と
すると隣の部屋から教授が登場してきて
「L先生!その調子、その調子!頑張って説得して〜!
asahiさん頑固なんだから、も〜大変だよ。」と
秘書さんとみんなで大爆笑。。╰(*´︶`*)╯♡
本当・・・・皆んな優しいね。。。
最近激務が続いてそれを言い訳に
「なりたかった私」から離れて行ってしまっていた「現実の私」
そんな「今の自分」が好きではなかったから
自信や理想を無くしかけていた時期だったからなおさら
この「寸劇」のようなやり取りがすご〜〜〜くとてつもなく嬉しくって。。。
感激して。。涙が出そうだった。。
でも。。。。気持ちは複雑。。。。。
どうしよう。。。
何が自分にとっての一番の選択なんだろう。。。。。
中学以来の人生最大のモテ期到来に戸惑うおばちゃん。。。
困ったぞ。。。。。。
何股もかけられるほどの器用さはないし。。。
モジりすぎて全員にフラれない様にしないと〜(^^;;
ドラえもん〜〜〜〜〜〜(*≧∀≦*)
