今朝、フレンチトーストを作りました。我が家のフレンチトーストは、ごくごく一般的なものだと思いますが。もれなく、焼きバナナが付きます。
 
20代の頃、アメリカに語学留学をしていた時、ホームステイさせていただいていたお宅のお母さんが焼きバナナを作ってくれていました。
 
大きくて硬くて赤いバナナ。日本でよく売られているフィリピンのものとは、だいぶん違った様相です。赤い皮を剥くと、白っぽいクリーム色。そこは同じでした。
 
一口大に切って、バターで焼いて、お砂糖をまぶして、ちょっと焦がして仕上げます。キャラメルっぽい風味になります。
 
日本に帰ってきてから、まねして作っていました。同じバナナは売られていないので、少し若めのバナナで作ります。普通に熟したバナナだと、じゅるじゅるのソース状になっちゃいますが、それはそれで美味しいです。
 
フレンチトーストに焼きバナナ。お好みでメイプルシロップとシナモン。飲み物はコーヒー。それが、我が家の定番。
 
社会人になってから、朝食を食べない上の娘ですが、フレンチトーストは食べるとのことで。前の日の夜に「明日の朝はフレンチトースト作るけど、食べる?」と聞くようにしています。
 
でないと、いつもギリギリに起きてくるので、食べる時間がないからです。今朝も、もちろん食べていきました。
 
フレンチトーストには、そんな思い出がありますが。フレンチトーストの日には、あと二つ思い出すことがあります。
 
一つは、『クレイマー・クレイマー』の映画。私は今、50代の半ばですが、多分、私が小学生の頃、人生で初めて映画館で観た映画です。
 
一人で観た気がするんですよね。でも、小学生の私が、一人で映画館に行ったはずはなく。母も妹たちもいなかったように思います。
 
ただ、父は毎年お正月に寅さんの映画を観るのを楽しみにしていたので、それについて行ったのかなと。
 
『クレイマー・クレイマー』は、パパとママが離婚の危機に瀕している男の子のお話。その子は、幼稚園かせいぜい小学低学年で、その当時の私の年齢に近かったので、選んだんだろうと思います。
 
でも、今思えば、主役は、多分ダスティン・ホフマン演じるパパだと。妻が幼い子供を置いて急に出て行って、仕事に家事に育児にとてんてこ舞いの様子が描かれていました。
 
ある朝、パパが焼いてくれたフレンチトーストには卵の殻が入っていて、それを訴えると、パパが「カルシウムが取れていい。」と苦し紛れに言うんです。
 
哀愁漂う映画で。正直、子供向けの映画ではなかった。(笑)
 
でも、私の記憶にずっと残っています。
 
もう一つの思い出は、割とつい最近の出来事です。母を田舎から呼び寄せることになって、住んでいたマンションでは狭いので、引っ越すことになりました。
 
両隣の方とは仲良くさせていただいていたので、お別れのごあいさつとこれまでのお礼に伺いました。
 
右隣りは若いご夫婦。私たちがマンションに引っ越してきた時は、上のお子さんしかいなかった。私たちは、このマンションに10年以上いました。
 
その間に、下のお子さんも生まれ、男の子二人、すくすく成長されて。お父さんがスポーツのインストラクターをされているようで、ご家族みな、元気で礼儀正しく、良いご一家でした。
 
左隣は、素敵なマダムがお一人で暮らしていらっしゃいました。年齢は、私と母の間くらいだと思います。昔、病気で手術をされて、仕事を辞めたとか。詳しくはおっしゃらなかったのですが、人に教える仕事をしていたそう。
 
だから、その時は、もうお仕事はされていなかったのですが、割と頻繁に出かけられていて、お化粧やお洋服が素敵で、姿勢も良くて、お元気そうに見えました。
 
お話するのも好きそうで。お会いすると、必ず、しばらく立ち話する仲に。
 
でも、ある時から、よそよそしく感じるようになって。なぜだろうと。私、何か機嫌を損ねるようなことをやってしまったのかなと。悩むというほどのことではないですが、気になっていました。
 
最後のあいさつの時。その理由がわかりました。ご婦人が打ち明けてくれたんです。
 
「私、おかしなこと言っていたでしょう。」と言われて。私は、きょとん。言われるも何も、ここ数年は、あいさつ程度しか交わしていなかったので、全く心当たりがありません。
 
お話によると、認知症とは違うらしいのですが、脳のご病気だそうで、もの忘れのような症状が酷いらしい。
 
私は、「そうなんですか。全く気づきませんでした。」と言いました。そうしたら、「私、前にフレンチトーストの作り方を聞いたでしょう。」と。
 
確かに覚えています。何年か前、玄関先で会った時に、このご婦人から、お孫さんが来た時にフレンチトーストを作りたいと。昔、息子さんによく作っていたのに、作り方を忘れてしまったと言われて、作り方を説明したことがありました。
 
あの頃から、症状が出ていたそうで。私は、もともと忘れっぽい性質なので、その出来事を不思議には思わなかったのですが。
 
きっと人に教えるようなお仕事をされていた方には、ショックな出来事だったのだろうと後から思いました。
 
なかなか人に言えることではないと思いますが。もしも言ってくださっていたら、私もお隣さんを怒らせてしまったかなと悩まなかったし、むしろ、何か協力できたかもしれないと。
 
まあ、それは心の中で思ったことです。「お大事になさってくださいね。長い間、仲良くしてくださって、ありがとうございました。」とお伝えしました。
 
フレンチトーストを焼きながら、サンディエゴのホストマザーと、ダスティン・ホフマンと、このご婦人のことを思い出す私です。
 
なんかしんみりしちゃったので、これ、いつか皆さんに見ていただきたいと思っていた爆笑動画を。何でやねん!自分で突っ込んどきますね。
 
それに対する私の返信は、「理解はできてないけれど、ゆみこの類まれな優しさで、夫の全てを受け入れています。」と。
 
病気なら、仕方ないよね。笑い泣き
 
 
今朝も、私のブログに来てくださる方を思って、オラクルカードリーディングをしますね。

あなたには、透視能力があります。それは、あなただから与えられた素晴らしい力です。また、自分が想像したことを現実化する能力も人一倍優れています。これらの力を恐れないでください。不安を手放し、活用してください。毎日、一人静かな時間を取って、皆が健康で幸せな生活をしているところを、そして、楽しく豊かに暮らしているところを思い描いてください。それは、現実になります。
 
必要な方のところに届きますように。
 
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
 
ゆみこおねがいラブラブ