以前、「見えないものの存在」という記事を書きました。


その記事で、記憶はないけれど、自分が小さい時にも、大人が見たり聞いたり

出来ないものを感じていたのかもしれない、と書きました。



あの記事を書いた後、ふとあることを思い出しました。


私の家は、四国の田舎で、昔は、田畑をたくさん持っているそこそこ裕福な

農家だったらしいですが、私の祖父が博打にはまって、その田畑は売り払われ、

かろうじて、家屋敷だけが残っていました。後を継いだ父が、なんとか

お家再興をと、がんばっていましたが、商売に失敗し、余計に借金を作って

しまったという状態でした。


ですので、お金はなかったけれど、敷地は都会と比べると、広いと思います。

もともとある母屋に、大工だった父が結婚後、自分達夫婦の住む家を

増築しました。



小学生の頃、玄関を入って「ただいまー!」というと、母の「おかえり」という声が

しました。部屋にランドセルを置いて、居間に行くのですが、母はいません。


広い家だったので、その辺に見当たらなくても、敷地内のどこかにいる場合も

あるので、気にせず、居間でおやつを食べたり、宿題をしたりします。

終わって、母を探してみたら、どこにもいなかった。


「気のせいかな?」とか「隣りの人の声だったのかな?」とか思って、さほど

気にも留めてなかったのですが、よく考えてみると、それは1度や2度では

なかったです。知らぬ間にそういうことはなくなりましたが。



以前、テレビを見ていたら、座敷わらしの出るお宿が紹介されていました。

実際に座敷わらしを見たとか聞いたとかいう人も登場していました。

そのお宿は、何ヶ月も先まで予約が入っているというお話でした。


今でも、こういう妖怪とか妖精とか精霊(なんと分類していいのか

分かりませんが)を信じている人が意外に多いんだなあと思いました。


私が子供の頃、聞いた声の主は、座敷わらしだったのかなあと

ふと思ったのですが、座敷わらしのいる家は、栄えるという言い伝えが

あるらしいので、もし、うちに何かいるとしたら、多分、貧乏神じゃないかと

思います。



子供の頃、世界の不思議な写真を集めた本を見たことがあります。

ネッシー、雪男、UFO、幽霊などの写真です。とても興味深い本でした。

そのなかで一番私の目を引いたのは、イギリスで撮られた1枚の

白黒写真です。


私くらい(10歳くらい)の可愛い女の子がお花を持っているのですが、

そのお花の周りを飛ぶように小さな可愛い妖精が写っているのです。

ディズニー映画のピーターパンに出てくるティンカーベルの実写版の

ような感じの本当にきれいで可愛い妖精でした。



以前確か、江原啓之さんだったと思うんですが、花には妖精がいるので、

お部屋に花を飾るのはいいことだとおっしゃっていました。最近、

私もよくお花を飾るようにしているのですが、まだ肉眼で妖精を

見たことはありません。あー、本当にいるなら見てみたい。


園芸家の方で、花や木に話し掛けながらお世話する人は多いので、

その方たちは、肉眼で見えているかどうかは知りませんが、

花の精や木の精を感じているんだと思います。



昨日、灘図書館に行くと、私が密かにコロポックルさんとお呼びしている

おじいさんが本を読んでいらっしゃいました。


コロポックルは、北海道に住む小人で、アイヌの人たちに追われ、

北の方に逃げていったと言われています。


私が、コロポックルさんと密かにお呼びしているそのおじいさんは、

六甲道周辺でよくお見かけます。小柄な女の私より小さくて、

お年のせいで少し背中が曲がっていらっしゃるので、身長140cmくらいに

見えます。ゆっくりお歩きになっていらっしゃるか、立ち止まって

いらっしゃいます。灘図書館周辺で、お見かけすることが多いです。


注目すべきは、その柔和な微笑み。お地蔵様の微笑みです。

私は、お会いすると、その微笑みに釘付け。こちらも自然に微笑んでしまいます。

なんだかよく分からないのですが、嬉しさが胸の奥から込み上げてくる感じ。

その日1日、なんだか楽しい気分で過ごせます。


まだ、視線を交わしたことはありません。こちらが一方的に見ているだけです。

まるで片想いの女の子ですね。



昨日、図書館で、椅子に座って、本をお読みになっているコロポックルさんを

久しぶりに発見した私は、嬉しくて近寄ってしまいました。(私って変?)

何の本をお読みになっていらっしゃるのか知りたくて知りたくて、たまりません。

(私ってストーカー?)


こっそり後ろに回って、覗き込んでみました。なんと、コロポックルさんは

忍者の本をお読みになっていらっしゃいました。



俳優の的場浩司さんは、実際、色々不思議なものを見ているそうです。

夜中にやってきて髪の毛に糸を結んでいく小人の話をブログで

紹介なさっているので、ご興味のある方はどうぞ。


的場浩司さんのブログ



まだまだ、この世は不思議でいっぱいです。