今朝、妹からメールが来ていることに気が付きました。
それで、ふと谷川俊太郎さんの詩を思い出しました。
谷川さんの詩にこういうのがあります。
ゆっくりゆきちゃん
ゆっくりゆきちゃん ゆっくりおきて
ゆっくりがおを ゆっくりあらい
ゆっくりぱんを ゆっくりたべて
ゆっくりぐつを ゆっくりはいた
ゆっくりみちを ゆっくりあるき
ゆっくりけしきを ゆっくりながめ
ゆっくりがっこうの もんまできたら
もうがっこうは おわってた
ゆっくりゆうやけ ゆっくりくれる
ゆっくりゆきちゃん ゆっくりあわて
ゆっくりうちへ かえってみたら
むすめがさんにん うまれてた
私がこの詩に出会ったのは、2、3年前なんですが、
「ぷっ。何、これ! うちの妹やんかー! 」と、びっくりして、大笑いしました。
なんと、名前まで同じ。でも、残念なことに娘は2人なんですよね。おしいっ!
もしかして、もう1人生まれんのかな? まだ40ちょいなんで、可能性はあります。
私は、三人姉妹なんですけど、私の妹ゆきちゃんは、こんな子でした。
迷子になるのは、ゆきちゃん。
うっかりけがするのは、ゆきちゃん。
おさるのまねするのは、ゆきちゃん。
大ボケなこと言ってみんなを笑かすのは、ゆきちゃん。
最近、「天然キャラ」と呼ばれる人たちが、テレビで活躍してますね。
例えば、ローラさんとか。
私たちは普通、人に馬鹿にされたり、笑われたりするのは、いやですよね。
(大阪を中心とする関西圏の人は除外します。ここは、そんな価値観に
縛られない日本のユートピア。関西、最高ーっ!)
少なくとも、私は、母親に人に笑われないようにって育てられました。
「天然キャラ」と呼ばれる人たちは、人に笑われてなんぼっていう価値観で
生きています。と、思っていたのですが、最近違うなと気付きました。
お笑いの人(漫才とかコントをする人)は、「人に笑われてなんぼ」なんですが、
「天然キャラ」系の人は、そういう価値観を超越した所で生きているんだと
思います。
こういう人が、身近にいると、ほっとしますよね。癒されます。
この人たちは、私たち(気忙しい現代)の時空間(次元)とは、違う所で
生きています。ちょっとおしゃれに言うと、みんなを癒しに
この世に降り立った天使みたいな存在。
もし、「私って、人に笑われたり、馬鹿にされたりして、ダメな人間だ。
もっとしっかりしなくっちゃ。」って、落ち込んでいる人がいたら、
自分に自信を持ってください。
あなたは、そこにただいるだけで、価値がある素晴らしい人です。
無理して、こっちの世界(価値観)に合わす必要は全くありません。
そのまま、のんびり生きてください。
私のゆきちゃんへ
あなたが私の人生にいてくれたおかげで、私がどれほど癒されたか
知らないでしょう。そういう自分の価値に気づいてないところが、
また良いんですけどね。ありがとう。