昨日、ジブリの「ハウルの動く城」をテレビでやっていました。

家族で見ました。


宮崎駿さんのアニメはどれも大好きです。特に「飛ぶ」というテーマが

取り入れられているものが好きです。人生に一度くらい、鳥のように

飛べたらなあと誰でも思ったことあるのではないでしょうか。


ずっと「天空の城ラピュタ」が、一番のお気に入りだったのですが、

「ハウルの動く城」を見て以来、こちらの方が好きになりました。

見たのは昨日で3回目です。



今回、エンディングロールを見て初めて気付いたのですが、主題歌の

「世界の約束」を作詞されたのは、谷川俊太郎さんでした。



谷川俊太郎さんは、私の一番好きな詩人です。

谷川さんを知らない人も、どこかで絶対、谷川さんの詩に出会ってます。



小学校の国語の教科書に「スイミー」という小さい黒い勇敢なお魚のお話が

あったのを覚えていますか。私のときにもあったし、子供の教科書にも載って

いたので、ずっとあったのかなあと思うのですが。

「スイミー」は外国の方が書かれたお話で、訳したのが谷川さんです。

子供の宿題の本読みに付き合っていて、初めて知りました。



以前、ネスカフェのコマーシャルで、谷川さんの「朝のリレー」という詩が

朗読されていました。



谷川さんの詩で一番好きなのが「地球へのピクニック」という詩です。



地球へのピクニック


ここで一緒になわとびをしよう ここで

ここで一緒におにぎりを食べよう

ここでおまえを愛そう

おまえの眼は空の青をうつし

おまえの背中はよもぎの緑に染まるだろう

ここで一緒に星座の名前を覚えよう


ここにいてすべての遠いものを夢見よう

ここで潮干狩をしよう

あけがたの空の海から

小さなひとでをとつて来よう

朝御飯にはそれを捨て

夜をひくにまかせよう


ここでただいまを云い続けよう

おまえがお帰りなさいをくり返す間

ここへ何度でも帰つて来よう

ここで熱いお茶を飲もう

ここで一緒に坐つてしばらくの間

涼しい風に吹かれよう



地球に生まれてくる前に、こんなふうに誰かと約束をして、ちょっと地球に

遊びに来ているのではないかと私も思うことがあったので、

あー、同じように考えている人がほかにもいるんだと安心した詩です。



私は、特定の宗教は信じていないけれど、魂は永遠だと思っています。

そして何度も生まれ変わっているんだと思います。仏教で言うところの

輪廻転生を信じています。


人間生きてると、しんどいことや辛いこともありますよね。少なくとも肉体を

生かしていくためには、食べなくちゃいけない。食料を得るには労働が

伴います。魂にとって肉体をまとうって大変なことじゃないかなと思います。



何で生まれてきたんだろうって考えたことはないですか。

大体、今、日本だと、人生80~90年くらいでしょうか。私たちにとって

それは長く感じますが、永遠の魂にとっては、多分一瞬の出来事。

せいぜい、映画1本か、2時間ドラマくらいじゃないでしょうか。


遊園地のジェットコースターに乗ったり、おばけ屋敷に入ったりしたこと

ありますか。ホラー映画観たことありますか。私はあります。

人はなぜ、高いお金払ってまで、怖い目に会いたがるんでしょうね。



地球に生まれてくるって、そんな感じなのかなとふと思います。

幸せに生きている人も、辛い目に会っている人も、そんな人生が

経験したくて、この詩のように誰かと約束して、ここに生まれてきたのかな。


そう思って、周りの人を見てみると、憎らしい人もちょぴり許せる気が

します。