冬休み。
お母さん業、妻業をやっている人は、通常よりも大変ですよね。
いつも行く六甲道のダイエーで、顔見知りのレジの方に
「大晦日までお仕事、大変ですね。」と話し掛けたら、
「家には主人がいるので、こっちで働いてる方が気楽でいいですよ。」と、
おっしゃっり、2人で笑いました。
私も、家族のことは愛していますが、ずっといっしょにいるとしんどいです。
基本、静かに一人で本を読んだり、映画を見たりするのが好きだし、
マイペースなので、誰かに合わせて行動するとなんだか疲れて
しまうんですよね。
上の子は、外で友達と遊ぶのが好きだし、本を読むのも好きなので、
私にからんでくることはあまりないのですが、下の子は、最近、
外にも出かけず、「つまらん。」と言って、私にからんできます。
うっとうしい限りです。
なので、先手を打ちました。
下の子は、絵を描くのが小さい時から大好きです。以前、
水彩色鉛筆なるものが半額で売られていたので、買ったのですが、
私も子供も使い方が分からず、宝の持ち腐れ状態だったので、
水彩色鉛筆の使い方の本を買ってやりました。
それと、TSUTAYAで、DVDを借りることにしました。
下の子が選んだのは、「100歳の少年と12通の手紙」というフランス映画。
説明を読むと、白血病の10歳の男の子の話らしい。うっ、こういう
お涙ちょうだい的な話は苦手です。特に子供が生まれてから、子供関係の
つらい話はちょー苦手。でも、本人が借りたいと言うので、借りることに
しました。
オスカーは、10歳の男の子。白血病で親元を離れて、入院中。骨髄移植も
失敗し、余命わずか。オスカーは自分を腫れ物のように扱う両親や先生に
腹を立てていました。誰にも自分の本当の気持ちを話しません。(皆、
オスカーに彼の本当の病状を隠していますが、オスカーは気付いています。)
そこに現れたのは、元プロレスラーで、今はピザ屋をやっているローズ。
ローズがピザを病院に配達に来たとき、歯に衣着せぬ言い方にオスカーは
すっかり魅了されました。
院長がオスカーに、誰とだったら話をするかねと尋ねると、ローズのことを
話します。院長はローズを探し出し、ローズにオスカーの本当の気持ちを
聞き出すよう頼みます。ローズは子供も病気も慈善も苦手。でも、ピザを
買ってくれるというので、その話を受けることにします。
そして、ローズはオスカーにこう提案します。今日から1日を10年として
生きようと。そして、オスカーは色々な経験をして、精神的にどんどん
成長していきます。 というストーリーです。
ローズに、好きな子はいないのと訊かれたオスカーが、ペギー・ブルーという
同じ病院に入院している女の子を紹介します。
ペギーの病室に2人は行きます。ペギーは眠っていました。ペギーは
チアノーゼ。肺に上手く血が行かず、顔や手が青くなっています。
廊下からガラス越しに、ベッドで眠っているペギーを見つめながら、
オスカーはローズに言います。
「青くてとてもきれいだ。
病院で休んでいる妖精みたい。
バラ色になる手術をするんだよ。」
そして別の日、手術を終え、まだ目の覚めていないペギーに向かって
オスカーが言った言葉。
「何色になってもかまわない。 愛しているよ。」
私が、一番感動して泣いちゃった台詞です。どちらのシーンも
ペギーは眠っているんですよね。相手に伝えようとしているのでは
なくて、オスカーの本当の気持ちを素直に口にしただけ。そこに余計、
感動してしまいます。(でも、こういう良いことは本人に言ってあげた方が、
本人も喜ぶし、良いと思いますが。あー、でもこの切なさが映画的には、
良いんでしょうね。)
フランス映画なので、とてもおしゃれで遊び心もあって、楽しい場面も
いっぱいあるんですよ。音楽も良かったです。
冬休み、時間を持て余している方がいたら、ぜひ観てみてください。
(私の借りたDVDには、日本語音声がなかったので、子供は
細かい内容は分からなかったみたいです。家族4人で観たのですが、
号泣したのは私だけでした。)