父は自由奔放な人で、母は世間体とかを気にして生きている

普通の人なので、苦労していました。


私は、母がつらそうなのに、自分が幸せであることに罪悪感を

持っていました。私は母に、幸せに生きるためのアドバイスを

色々してきましたが、母は考え方、生き方を変えませんでした。


でも、ある時、「母に幸せになってほしい」というのは、私の我がままかも

しれないと思いました。

私が母のために色々したことは、純粋に母を想ってのことではなく、

つらそうな母を見ている自分がつらいからでした。

母を救おうとしていたのではなく、自分を救おうとしていたことに

気づきました。



今は、母の生き方を尊重しよう、認めようと(ちょっと)思っています。

でも、ときどき悪あがきしてますけど。


やっぱり私は、私の周りの人には笑顔でキラキラしていてほしいと

思ってます。理由は、そうでないと、私がつらいからです。



誰かがつらそうにしている時、自分もつらそうにしていないと

いけないと思っていました。

つらそうにしている人がいるのに、自分だけ幸せになっては

いけないと思っていました。



でも、ある本を読んでその考えを変えました。

それは、ジェームズ・アレンさんの


「きっと! すべてがうまくいく」


です。


私がこの本に出会ったのは、1年程前ですが、それまでジェームズ・アレンと

いう名を聞いたことがありませんでした。

この人が1902年に書いた「AS A MAN THINKETH」は、聖書に次ぐ

ベストセラーと言われているそうです。ご存知ですか? 何で今まで

聞いたこともなかったのか不思議です。


「きっと! すべてがうまくいく」のなかに、「幸せな人は、ただ生きているだけで、

周囲の人たちに 素晴らしい影響を及ぼしている。」

という項目があります。



清らかな優しい思いで心を満たし、

いつ、どこにいても常に幸せを感じていられたとしたら、

どんなに素晴らしいことでしょう。

それは、この世界に住む

誰もが望んでいることであるはずです。


そして、

この世界全体の苦悩をやわらげたいと考えている人たちは、

特別その思いが強くて当然です。

なぜならば、自分が幸せを感じられないかぎり、

哲学や神学理論その他をいくら説いて歩いても、

この世界をより幸せな場所にすることなど、

誰にも、絶対にできないからです。


不親切や不道徳の結果である

不幸せとともに毎日を生きている人は、

この世界全体の苦悩を増やすことに、

毎日手を貸している人です。


一方、常に善意とともに生き、

いつも幸せを感じている人は、

この世界全体の幸せを増やすことに、

毎日手を貸していることになります。


これは、どんな宗教を信じていようと、

あるいは、どんな宗教を信じていまいと、

そんなこととは何の関係もないことです。


優しく、清らかで、幸せな人は、

ただ生きているだけで、

周囲の人たちに素晴らしい影響を及ぼしています。


幸せな人の周囲には、

常に、人々の心をなごませ、

この世界の幸せに貢献する、

すがすがしい香りが漂っています。



自分の周りの人をみんな幸せにしてからでないと、自分が幸せに

なれないとしたら、私はきっと一生幸せになれないだろうな。でも、

自分一人くらいなら幸せにできるかも。そして、みんなもそう思って

くれたらなと思いました。


訳者の方があとがきに書いているのですが、この方は、お知り合いに

ジェームズ・アレンさんの本を、「何かあって落ち込んだりしたときにでも、

読んでごらんなさい。すぐに元気になるから。人生なんて、本当はとても

単純なものなのよね」と言って、プレゼントされたそうです。


ほかにもこの本には、心も身体も元気にしてくれる言葉がいっぱい

詰っています。ときどき、読み返してみたくなる本の1冊です。