私は、子供の頃から本を読むのが好きでした。


感動した言葉は手帳に書いておくことにしています。ときどき、その手帳を

読み返します。考えすぎて煮詰まったときなんかに読み返すことが多いです。

そうすると、ある言葉から問題のヒントを得たり、また別の言葉に励まされたり

することがあります。


言葉の力ってすごいです。



今日は、佐藤富雄をさんを紹介します。


佐藤富雄さんは、医学博士、農学博士。学歴を見るとそれだけでも

すごい方ですが、独自の「口ぐせ理論」というものを確立されて、

それを広めている方です。


私たちは、何か出来事が起こり、それに対してついてないなあとか、幸せだなあと

いう想いが起こると思っています。でも、本当は自分の想いが先にあって、それに

見合った現実を引き寄せている。という考えを聞いたことがありますか。


いわゆる「引き寄せの法則」というものです。本屋さんに最近、この引き寄せの

法則関連の本がよく並んでいるので、知っている方も多いと思いますが、

佐藤富雄さんは、医学博士なだけあって、科学的にその法則を解説して

いらっしゃいます。

引き寄せの法則なんて、ちょっと胡散臭いなあと思っていらっしゃる

科学的で理論的な方で、でもちょっと興味もあるという方は佐藤富雄さんの

本を読んでみると、なるほどなあと納得されるかもしれません。


佐藤富雄さんは、たくさん本を書かれています。私もいくつか読ませて

いただきました。そのなかで一番のお勧めは、


「ありがとう」は魔法の言葉


という本です。私が、佐藤富雄さんの本で初めて読んだものです。



日本に住んでいる私たちは、世界的に見ると本当に恵まれています。

ほとんどの方が、ひもじい思いをすることもなく、寒い冬でも温かい布団で

寝られているのではないでしょうか。でも、そういうことが当たり前になって

しまって、感謝の気持ちをついつい忘れてしまいます。


私は、夫の仕事でインドネシアに住んでいたことがあるのですが、

インドネシアでは、水道水は飲めません。お腹を壊してしまいます。

水道水を飲まなくてもひどい下痢に何度かなりました。


お風呂に溜めたお水が茶色で、入るのをためらったことが何度も

あります。そんな時は意を決して入ります。(大袈裟?)


神戸のように都市ガスが各家庭にひかれていないので、大きなガスボンベを

買わなくてはいけないのですが、近くのお店に行っても売り切れですと

言われることが何度もありました。ガスがないと明日の朝の子供の

お弁当が作れません。卓上コンロは必需品です。


日本人向けのスーパーはありましたが、自分の好みに合ったものが、

何でもそろうというわけには行きません。でも、納豆がありました。

見つけたときは感動! 現地の日本人の方が開発されたそうです。


そんな不安で不満だらけの日々を送っていたとき、日本人向けの

古本屋さんで出会ったのがこの「「ありがとう」は魔法の言葉」でした。



これは、めちゃめちゃまとめて言うと、何にでも「ありがとう」と言おう。

そうすればまた、「ありがとう」と感謝するような出来事が起こるというものです。

例えば、住む所があること、水道・ガス・電気が使えること、家族がいること、

健康であること。そんな当たり前のことに「ありがとう」と言おうと書いてあり

ました。


私が、インドネシアに行くこともなく、日本でこの本に出会っていてもあまり

感動しなかったと思います。インドネシアに行って、色々苦労したからこそ、

この本の内容がすっと心に入ってきたと思います。いくつか自分好みの

言葉を手帳に書いて毎日唱えていました。



インドネシアで、そういう思いをしたおかげで、日本に帰ってきて、

新しいマンションに入って、簡単な手続きをしてすぐ、きれいなお水が

蛇口から出るのを見て、感動しました。がぶがぶ飲んじゃいました。


料理をする度にガスがなくなる心配をしなくていいことに、本当に日本は

恵まれているなあと思います。


近所のスーパーに行って、たくさんの品物が並んでいて、今日は何を作ろうかと

迷えることにありがたいなあと思います。


ジャカルタは、治安が悪くて家の近所を歩くことを禁止されていたので、

歩いて自由にどこにでも行けることにさえ、幸せを感じることができました。

日本に帰ってすぐの頃なんて、スキップしたい気分でした。


病気になって初めて、健康であることのありがたさに気付かれる方は、

多いですよね。



たとえ、実際の生活が変わらなかったとしても、そうやって今ある幸せに

気付くことができれば、気持ちの上では、全然違ってくると思います。



でも、実際の生活も変わったという方は多いそうです。


興味をもたれた方は、佐藤富雄さんの本やホームページを

読んでみてください。