すっかりご無沙汰しております。
臨床心理学の大学院で学びを続けて早くもM2、修士2年生になりました。
これから入学という時にブログを残し、たまには書けるだろうと思っていたら、やはり大学院なるものはそう簡単ではありませんでした。
心理系の大学院に行くことをよく「入院」と言われます。外部実習が450時間必要で、2年で3年分の学ぶボリュームがあると言われています。
M1の時は、とにかくあさイチから夕方までの授業が毎日続き、金曜日にようやく少しほっとするというもの。
しかし、学んでいるのが「臨床心理学」で、土曜日は特に大学院の心理教育総合相談センターへ多くの方々が相談に来られています。
その方々の担当を持たせて頂き、M2の現在はカウンセリングも主要な実習経験です。
既に「学校実習」「病院実習」「SST」「療育」などの実習は終えました。
早くも残り半年となった今、一番の大仕事は修士論文を書くことです。
ただ、大学院を志した時から修士論文の内容は決めておりました。
私のテーマは「自閉スペクトラム症(ASD)者を育てる母親のストレスとソーシャルサポートについて -- ベネフィット・ファインディング(BF)に注目して--」という内容になります。
自閉スペクトラム症(以下ASD)の子どもを育てる母親は、その特性から意思の疎通が取りにくく、困難な育児を経験していきます。その母親の子育てにおいて、どのようなことがストレスとなり、どんなソーシャル・サポートに巡り合うことで子育てを乗り越えていったのか、これは現在小さな子どもを育てているお母様でも、もう子どもが成人されて、20代、30代、40代のASDの子どもを持つお母様方も、是非、子育てを振り返る意味でも、お答え頂きたいと思っています。その子育ての中で、本当に嬉しかったこと、忘れられないくらい辛かったこと、どうしても言いたいことなどもお聴きしております。
また、ベネフィット・ファインディング(BF)とは、自身望んだ体験ではなく、逆境的な体験であったけれども、大変な中に思わぬ出逢いや、その経験を通して自分の中にも変化が起こったか、自分も何か成長できるものがあったかなどもお聴きしております。1人のお母様として、1人の人間として、お聴きしております。
お答え頂いた内容はデータ化されますので、個人が特定されるようなことはありません。ASD児・者を持つお母様方が本音ではどう思い、どのような時間を過ごしてこられたか、そしてそれぞれの世代でどのような療育を受け、どのような現在につながっているかなどを検証したいと思っています。
「発達障がい」が世に知られるようになり、療育や特別支援教育を受けた当事者たちがどのように思っているのか、社会的意義のある、ASD育児真っ只中のお母様方、関係者に役に立つ研究にしたいと思っています。
しかし、なかなかASD・ASDに近い特性を持つ子どものおかあ様方を探すのは困難で、現在80名ほどのお母様方に協力して頂きました。可能であれば、より詳細なデータとする為に、100名以上のお母様方にお願いできれば、と思っています。
なぜASDだけなの?なぜ養育者が母親だけなの?など、既に質問を頂いておりますが、条件を一定にして分析などをせねばならず、広げ過ぎると困難になりますので、ご了承下さい。
もし、回答して下さるというお母様がおられましたら、コメント欄やメッセージを下さいませ。誠に恐縮ですが、ブログでASD者を明らかに育てているとわかるお母様、また以前のコメント欄のやり取りなどでASD者や傾向のある子どもさんを育てておられるという方に限らせて頂きます。個別にメッセージでGoogleフォームの質問紙を送らせて頂きます。
ようやく久しぶりにブログを書いたと思ったら、いきなりお願いのブログで本当に申し訳ございません。だた、そのくらい、いい年の大学院生は必死で駆け抜けておりますが、幸い先生方や、同年代、若い学生さん達と切磋琢磨した日々を送らせて頂いております。
娘も、いろいろあるものの、元気に大学に通っています。
修論の目途がつきましたら、私も一山超えられますので
何卒宜しくお願い申し上げます。

