私が小さいころのクリスマスは、



一般的な家庭とは違っていました。



両親が、お店をやっていたので、



クリスマスイブの夜は、とても忙しかった。



かつて、とても栄えた場所にあった店。



夜になると、父が私と姉に3000円を持たせてくれた。



「向かいのおもちゃ屋で、すきなの買って来い」



3歳上のお姉ちゃんと二人で、



おおきなおかねもって、



おもちゃ屋へ走っていく。



事情を知っている、おもちゃ屋のおじさんは、



わたしたちがあーだこーだいいながら選んでいるのをゆっくり見守ってくれていた。



おもちゃは、値段がたかいので、



お姉ちゃんとそれぞれ違うものにすると、3000円じゃ買えない。



だからね、ボードゲームにすることがおおかった。



「億万長者ゲーム」



「日本特急旅行ゲーム」



「人生ゲーム」etc  



毎年ゲームが増えていって、とってもたのしかった。



クリスマスといえば、ツリー。



でも、我が家にはツリーはなかった。



ケーキは?



やっぱりケーキは食べたいって思っていました。



食べたいんだけどって言いたいけれど、子供ながらに遠慮していたの。



そのころ、ちょうど



バタークリームが主流でした。



たまに、おいしいふわふわの生クリームのケーキがやってくると



すっげーハイテンションになって、



食べまくった覚えがある。



ケーキの出所は、おばあちゃんからだったり、おじいちゃんからだったり



おじいちゃんとおばあちゃんからすると、



ケーキといえば、バタークリームだから、



間違いなくバタークリームのケーキがやってくる。



一度、白いバタークリームとチョコバタークリーム、二つあったことがあって、



絶句した。



どうして、生クリームじゃないんだって。



それでも、おじいちゃんもおばあちゃんも



わたしたち孫が喜ぶと思って、買ってくれて



感謝だよな~と、思うのです。



今はお墓の中にいるけれど、こんどのお墓参りには、



バタークリームのケーキのお礼を言おうと思った。(笑)



バタークリームでもケーキがないよりは、、、ましかなとおもって食べていたっけ。



テレビをみると、



かぞくそろって、



パーティー



ツリーとケーキ、そして、かくしていたプレゼントを開けて、びっくり?みたいなシチュエーション。



パーティーはしない



おもちゃは自分たちで選ぶ



ツリーはない



ケーキはバタークリーム



理想とはまったく違うけれど、それが私のクリスマスだった。



夜遅くまでいそがしくはたらく父と母のそばで



ブーブー言いながらも



ボードゲームをやりながら、



大騒ぎして。



今思えば、それでも、



家族みんなが同じ場所で



プレゼントとケーキがあって。



幸せだったなと思います。



なんでもない12月ですが、



少しでも子供たちの夢



かなえられる部分でかなえてあげたい。



そんな、ソラトトモニです。