ほぼ一睡もせずに朝を迎えた私…
物音一つしない
何度か階段の隙間を見に行ったけど
水もご飯も食べた形跡がない

そして朝になり…

半泣きのちび日菜をとりあえず学校に送る

必ずママと大工さんでごままを見つけるからね!と約束して…

しかし

まるでそこにいる形跡がない
空気が感じられない

まさか、壁と断熱材の隙間に潜り込んだ?
隙間に落ちた?
釘で怪我して動けない?

元気なら、動けるのならいつかは出てくるだろうけど、物音一つしないのがわからない
まるでもうそこにはいないような…

怖いのは、どこかから外に出てしまい
それに気づかずに私が家の中を探していることと、
どこかにはまって動けないのに
それがどこなのかすらわからないこと

従兄弟に確認すると、
構造上外に出ることはないと思うとのことでそこはちょっと安心したけど

大工さんが大きな物音を出して工事を続けることで、更にごままが怯えてしまわないか
今日は一日休んでもらい、
私も家にいて、もしくは仕事へ行って
静かにごままが出てくるのを待つべきか

悩んで

大工さんがやってきたところを相談

とりあえず大きな音を出しての工事継続はしない
ごままを探そう
どこかにはまって動けなくなってたりして
弱ってしまう前に

でもなんかもうここにはいない気がする
気配がなさすぎる
嫌な予感がする

大工さん2人で

階段の隙間から見えた情報から、家の構造を推察する

あそこに梁があって… 
あそこはこうなってて…
そう、だからあそこには…

専門知識が飛び交う

床や天井に穴を開けても構わないので
とにかく早く助けたい

大工さんも、階段の隙間からは梁で見えなかった奥の部屋の下を確認したい、と
奥の間の畳を上げ、床を切り取って中を確認

ごままの姿も形跡もなし…

これは本当に隙間に落ちて動けなくなっているか
組み合わせてある木材を階段みたいにして上に登って2階屋根裏まで行ってしまったか
押入れの天井も確認、点検口を作るか考えてました

やばいやばい
ほんとにこれはやばい

なんで形跡がないの?
生きてる気配がないの?
ほんとにどこ行ったの?

その時、大工さんが
風呂場の点検口を持ち上げて向こうを見てみよう、と言いました

そこは、階段隙間から見ると、短めの板で囲っているような空間になっていて、
階段の隙間から見えにくい位置になってる
そこに寝てるかもしれない、と大工さん

脚立で大工さんが点検口の蓋を持ち上げる
私は階段の隙間に回り込み、そこから見つめる

その時、もそもそとそこから動き出す黒い影が…

いたー!!!
生きてるー!!

つい叫んじゃいました

点検口の上で寝てたのか!

そこからは、奥の間で開けた床の穴や、風呂場の点検口から出てこられるよう
大工さんは外で静かに待機
私は普段通りの生活
たまに名前を呼ぶ
おやつだよー、って話しかける

ぷひー、って鼻息が聞こえる

いたー!



よく隙間に落ちなかった

落ちても上がれる幅ではあるけど

中には釘のトラップ…



あちこちに釘

怪我してないかな

心配です



そこからは耐久戦


そっとしておきたい気持ちはあるけど

どっかに行かないか 落ちないか

心配でついつい見にきちゃう



シルエットがエンジュばあさんだ



時々、あっいない!ってことも



でも、鼻息が聞こえる


ぷひー、って聞こえる距離が近い



ここで最接近


手を伸ばして

おいでー、ごまー

って呼んだら

明らかに反応した


お腹空いてるよね

おいでおいでー


ごまー

シーバだよー

って


手を入れて

指を突き出していたら

いつものように寄ってきて

鼻を擦り付けてきた


そのままそばに来い!


よし!


すりすりされた時に頭をなでなで…からの

首根っこを掴む


優しくしてる余裕ない

そのまま引き寄せます


木材を繋いでる金具の丸い穴にごままの足の指がハマり、痛みでシャーフー!からの私の指ガブリ!だったけど、噛まれるのは覚悟(指がはまってたのは知らなかった)してたので、死んでも離すもんか、と引っ張る

足の指に気付き、片手で首を掴んだまま、

もう片手で指を解放

隙間から釘に注意して引っ張り出しました


無事捕獲!



抱っこすると、ごままは興奮でフーシャー!

少し落ち着かせたところで

抱っこで大工さんのところに行くと

おー!と拍手


おかげさまで無事捕獲しました

大工さんありがとうーえーん


そして怖い思いさせてごめんよごまま

(その割呑気に寝てたし、なんか箱座りしてたし、居眠りもしてたけど)

ちび日菜にも不安な思いさせました


ほんとごめんね


まだ緊張してるごまま

ご飯も食べない

隠れちゃう


1匹で落ち着かせた方が良いな、と

私はちょっと仕事へ

居間に鍵をかけていきます



大工さん、隙間に入らないよう

丈夫な紙を貼ってくれました



昼過ぎに戻ると

いつものごままに戻っていました


こんなに甘えるんなら呼んだら出てきてくれよー笑い泣き


でもほんとごめんね

確認不足でした



ご飯も食べる



↓何も変わらないりんりこ

いや君も隙間、入ってたよね…??



とりあえず大捕物、終了!


気をつけないとですね

反省です


大工さんは開始が遅れた分、今日は残業に

申し訳ないショボーン


でも怪我してなくて良かった

隙間にハマってなくて良かった

鳴かないから場所の見当がつけられず

ここにハマってるかも、で

家のあちこちを破壊していかないといけないところでした…


帰ってきたちび日菜も、

第一声が「ごま、帰ってきた?!」でした

再会して

良かったって抱きしめてました

大工さんに

「ごまを探してくれてありがとう」って言いました


ごめんねえーん

気をつけるね

無事に5/28には9歳のお誕生日を迎えられそうです





ほっとけば出てきたのかもしれないけれど

なんたってリフォーム中で期間制限があったから焦っちゃったよ


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