「ビタミンCを朝に摂取すると日焼けしやすくなる」は間違い!?むしろサプリ等で積極的に摂るべし! | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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珍しく朝の更新です!

(書いているのは深夜ですが…笑)

 

 

 

こちら、昨日つぶやいた内容なのですが

 

 

近年よくインターネット上やSNSで見かけるようになった情報ですが、

 

「ビタミンCを朝摂取すると日焼けしやすくなるから注意!」

 

 

 

というような内容を目にする機会がとても増えました。

 

 

まるで豆知識かのようにひけらかす人もいるのだとか…(^^;)

 

 

しかしこれ、Twitterでも書いているように

 

実は完全なる誤情報なのです…!!

 

 

 

 

 

 

てっきりブログでもとっくに書いていたと思っていて、

 

結構前にもTwitterではつぶやいていたのですが、

 

ブログではまだ触れたことがなかったことを調べて気付きましたので

 

 

 

今日はなぜこのような誤情報が出回ることになったのか

 

その経緯と実際の話をまとめておきたいと思います!

 

 

 

 

◎ビタミンCは朝摂取しても日焼けしない!むしろ日焼けやシミの防止効果が認められている

 

 

 

まず最初に、先程も言いましたが

 

ビタミンCを朝摂取すると日焼けしやすくなる…というのは

 

完全なる誤りでして、

 

 

 

ビタミンCを朝に摂取すると日焼けやシミを助長する、というような科学的な根拠は存在しません。

 

 

つまりビタミンCを朝に摂取しても日焼けしやすくなったりはしないということです。

 

 

 

それどころか、

 

ビタミンCは十分量を経口摂取することによって

 

日焼けしたりシミができるのを防ぐ効果すら期待できます!

 

 

 

 

というのも、

 

かずのすけは毎日こちらのビタミンC錠剤を飲んでいるのですが、

 

image

 

 

 

 

【第三類医薬品】に登録されており、

厚労省より以下の効能を認可されています。

 

●効能・効果
1.次の場合のビタミンCの補給
肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期
2.次の諸症状の緩和
しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着

3.次の場合の出血予防
歯ぐきからの出血、鼻出血
 

 

メカニズムとしては、

 

ビタミンCの還元作用が肌内部で働き、

 

紫外線を浴びた際に生成される「メラニン」の酸化を防いでくれるからですね。

 

 

 

 

 

つまり、ビタミンCにはしみやそばかす、日焼けの防止効果があるため

 

紫外線に当たる際には飲まない方が良いというより、

 

むしろ紫外線に当たる際には積極的に摂取した方が良い栄養素なんです!

 

 

 

 

これを誤解していて朝控えてしまうと、

 

せっかく防げたはずのしみや日焼けを防げないなんてことが起こる可能性もあり、

 

非常にもったいないことです。。

 

 

 

 

 

◎誤情報の元手はアメリカで行われた「柑橘類による皮膚がんリスク上昇」という研究結果?

 

 

 

このように、

 

本来は日焼けやしみ対策にうってつけの栄養素であったはずの「ビタミンC」が、

 

昨今根も葉もない噂によって迫害されてしまったのには

 

実は2015年にアメリカで行われたとある研究の結果が大きく関与しています。

 

 

柑橘類とメラノーマのリスク増加との関連性

 

 

こちらのサイトで確認できるのですが、

 

重要なところだけ引用しますと…

 

米国人100,000人超を対象とした食事傾向に関する新しい分析にて、柑橘類(具体的には、グレープフルーツ丸ごとやオレンジジュース)を頻繁に摂取するとメラノーマのリスクが増加する可能性が示唆された。メラノーマのリスクは、柑橘類の果物やジュースを週に2回未満しか摂取しない場合と比較して、1日に1.6回以上摂取する場合では36%高くなった。

 

<中略>

 

本試験の研究者らによると、メラノーマと柑橘類摂取との明確な関連性の原因は、柑橘類に多く含まれるフロクマリンという物質にあると考えられている。過去の研究では、フロクマリンはメラノーマを引き起こす紫外線(UV)を含む日光に対して皮膚の感受性を高めることが示されている。

ロードアイランド州プロビデンスにあるワーレン・アルパート・メディカル・スクール・オブ・ブラウン大学皮膚科の博士研究員Shaowei Wu氏は、本試験の筆頭著者であるが、「今回の結果では、グレープフルーツ丸ごとやオレンジジュースを多量に摂取するとメラノーマのリスクが高まる可能性が示唆されましたが、具体的な推奨を行う前にさらなる研究が必要です。現時点で、柑橘類を控えることを推奨はしませんが、グレープフルーツやオレンジジュースを多量に摂取している場合は、日光を長時間浴びないように注意すべきです」と述べた。

 

 

こんな感じの記事になっていました。

 

 

簡単に言うと、

 

柑橘類を多く摂取していたグループの皮膚がんのリスクが柑橘類を多く摂っていなかった人たちに比べて高かった、という研究結果です。

 

 

 

この原因については、

 

柑橘類によく含まれている「フロクマリン」と呼ばれる物質が、紫外線への感受性を高めてしまうから

 

と予想されています。

 

 

 

 

特にオレンジの皮などには「ソラレン」というフロクマリンの一種が含まれており、

 

ソラレンというと有名な光毒性物質(光を吸収して毒性を発揮する物質)

 

このソラレンなどを多く摂取するほど皮膚がんになりやすくなるというのはなるほどという話ですよね。

 

 

 

 

まぁ日焼けやシミという話ではなくあくまで皮膚がんの研究だったんですが、

 

 

一応「柑橘類を朝に摂取すると、あまり良くないかもしれない…」というような内容になっていたわけですね。

 

 

 

 

◎いつの間にか【フロクマリン(ソラレン)→柑橘類→ビタミンC】へと変わっていってしまった…

 

 

 

というわけでもうお分かりかと思いますが、

 

 

本当に問題があったのは「ソラレン」などのフロクマリン物質であって、

 

ビタミンCにはなんの罪もなかったのですが…

 

 

 

最初のうちこそは「ソラレンが含まれている柑橘系は避けよう!」という内容が多かったと思うのですが

 

これが徐々にネット上をさまよい歩き、

 

知識なきこたつライターさんたちが

 

「柑橘類といえばビタミンC!」と勝手に変換し、

 

 

さらに「皮膚がん」が「日焼けやシミ」に変わっていき

 

最終形態として

 

『ビタミンCを朝摂取すると日焼けしやすくなる』

 

という都市伝説と化したわけですね。。

 

 

 

 

image

 

 

 

人によっては「ビタミンCに含まれているソラレン」のような

 

謎の迷言も残しています…笑

 

 

 

ビタミンCとソラレンは全く別の物質ですので、

 

ビタミンCにソラレンが含まれることもなければ、同じ物質でもありませんし、

 

必ずしも一緒に含まれているわけでもありません^^;

 

 

 

 

◎ソラレン(フロクマリン)を含む果物は避けた方が良い?

 

 

 

 

まぁ結局のところ上記の研究結果に基づくと、

 

ソラレンなどのフロクマリンが含まれている果物は朝に摂取するのは控えた方が良いかも

 

という話にはなります。

 

 

一応、上記の研究によると、

 

「オレンジ」は皮にソラレンが含まれているので、

 

 

皮ごと絞っている『オレンジジュース』は駄目でしたが、

 

『オレンジの果肉のみ』を食していたグループはリスク上昇がなかったそうです。

(つまり果肉だけならOK)

 

 

 

一方でグレープフルーツはなぜかジュースはOKで、果肉は駄目だったらしい。

(この辺の理由は正直謎です…)

 

 

 

その他食品のソラレン含量についてはこちらの駒沢女子大学の西山先生の記事がとても興味深いです。

(従来言われていたキウイなどには実はソラレンが含まれていなかったなど、とても参考になります)

 

「果物や野菜に含まれるソラレンの量はどのくらい?」にお答えします【拡散希望】

 

 

 

 

ただし、

 

これについても結構判断が分かれる部分があります。

 

そもそもアメリカで行われた研究ですから日本人のデータはそんなに多くなかったはずですし、

(日本人はそもそも皮膚がんになりにくい)

 

研究者も摂取量を制限した方が良いとは考えていないんですよね。

 

 

 

だいたい一緒に入っているビタミンCはできるだけ積極的に摂取したい栄養素ですから、

 

そのメリットと天秤にかけると、意識的に避ける必要はないんじゃないか?という意見もあります。

 

 

 

 

◎無難なのはサプリや錠剤、フロクマリンを含まない果物でビタミンCを補給すること!

 

 

 

ただ、僕的に一番無難かなと思うのはやはりサプリメントや錠剤などで摂取することですね!

 

 

ビタミンCのサプリメントや錠剤は、

 

基本的に純粋なビタミンCが主に配合されていて

 

ソラレンなどの光毒性のある物質などは当然含まれていません。

 

最も効率的に十分量を摂取できますし、リスクが低いと思います。

 

 

先程紹介したタケダさんのビタミンC以外にも、

 

トランシーノとかシナール、チョコラBB

 

その他ビタミンCを高含有するサプリ・錠剤は基本的にどれもOKです!

 

 

 

あとは、ソラレンを含まず、ビタミンCを高含有する食品などもオススメです。

 

 

 

特に「イチゴ」ビタミンCを豊富に含んでいることで知られるフルーツですから、

 

 

朝のビタミンC補給にうってつけだと思います!(^o^)/

 

 

 

 

◎美容都市伝説はまだまだある!?根拠の乏しい情報に惑わされないように!

 

 

というわけで今日のまとめですが、

 

  • ビタミンCを朝に摂取しても日焼けしやすくなることはない。
  • むしろ日焼けやシミの対策になるので積極的に摂取推奨。
  • ただし、「ソラレン」を含む柑橘類などは皮膚がんリスクを上昇させるエビデンスがある。
  • ソラレンとビタミンCは別物なので、同一視してはいけない。
  • ソラレンを含まない食品やサプリ・錠剤等でのビタミンC摂取が好ましい。

 

という感じになりますね!

 

 

 

こういった美容都市伝説は本当に跡を絶たずに出てきますので、

 

しっかり情報の精査をしていただけると良いと思います。

 

 

今回の例もそうですが、勘違いしていて損をしてしまうこともありますので、

 

とにかくその裏付けとなる根拠がはっきりしているかどうかをちゃんと確認しましょう!

 

 

 

また、この他にもなにか気になる都市伝説があれば、できる限り解説してみたいと思いますので

 

情報お待ちしております(^^)ゞ

 

 

 

 

では今日は以上です!!

 

 

 

 

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