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今日は昨日Twitterでもつぶやいていた内容も含め、
日焼け止めにまつわる都市伝説について色々情報をまとめていきたいと思います。
話題の発端は昨日もつぶやいたこちら↓ですね。
かずのすけ@kazunosuke13
「日焼け止めは塗布後30分くらいしないと効果ない」ってWeb記事とかによく書いてあるんだけどこれ元情報は何処なんだろう…?🤔基剤が揮発してない状態だと若干は紫外線防御率落ちる可能性はあるけど、体感できるほどの効果の差は無いと思う。大抵の日焼け止めは塗ってすぐ効果ありますよ。
2019年06月12日 13:26
「日焼け止めは塗布してから30分(15~30分)ほどしないと効果がない!」
という情報を最近とてもよく目にするようになったんです。
特にWebメディア系の記事などでしょっちゅう出てくるようになっていて、
「意外と知られてない豆知識」みたいな感じでドヤ顔で書かれているんですよね…。苦笑
これって実際のところはどうなの??
という話からはじめていきたいと思います。
◎「日焼け止めは塗ってからしばらくしないと効果がない」は根拠なし!塗ってすぐ効果があるものが大半
これね、実はちょっと前からまことしやかに囁かれていて、
僕も2~3年くらい前からたま~に聞かれることがあったんですよ。
で、その際もそうなんですが、ぶっちゃけそんなわけがないので、
毎回あまり気にも留めずに「いえいえ、塗った直後から効果ありますよ~!」とさらっと流していたんですね(^_^;)
それがいつの間にかまるでトリビア(トリビアって今の時代通じるのか…?苦笑)かのように大衆に浸透してしまっていて
結構本当だと思って居る人が増えてきていたみたいなんですよね。
ただ、実際のところは
そもそも日焼け止めのメカニズムをちょっと考えると、
そういう風に考えられる根拠が全く無いのですよ。
まず日焼け止めの成分って大きく「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の二種に分けられるのですが、

単純な効果メカニズムはいずれにおいても
『皮膚の表面に紫外線を吸収もしくは反射する成分を乗せて紫外線の影響を遮断している』
というだけなのですよね。
つまり肌の上に紫外線を通さない遮蔽物を塗ることで紫外線防御をしているわけです。
今更説明するのも馬鹿らしい当たり前すぎる話ですけどね(;^^A
このメカニズムで考えて、
なぜ「しばらく経たないと効果がない」なんて理屈になるのかが不思議でなりません。苦笑
ただ単に遮蔽物を塗っているだけなので塗ったそばから効果があって当たり前です。
少なくとも日本で売られている日焼け止めの場合はほぼ全て塗った直後から効果があります。
(セラネージュUVクリームももちろん塗った直後から効果ありますので、ご安心ください(;^_^)b)
◎どこから出てきた??「日焼け止めすぐ効果無い説」の出所とその主張理由
それでですね、昨日このつぶやきをしましたら非常に面白い情報をお寄せくださった方が沢山いらっしゃいまして、
それをいくつか紹介したいと思います。
まずこの誤情報が日本でこれだけ波及してしまった大元の原因は、
どうやら1年ほど前に放映されたテレビ番組のようですね。
出典▶https://kakaku.com/tv/channel=10/programID=55208/episodeID=1167640/
『日本人の3割しか知らないこと』という番組で
こちらの皮膚科の先生が
「日焼け止めを塗るなら家を出る30分前に塗ると効果的。塗った直後は肌に浸透せず効果を発揮できない。」
このように仰っていたそうです。
…
ん??
「肌に浸透しないと効果を発揮できない」
とは一体どういうことでしょうか…?(-_-;)
これって肌の角層成分の何かしらと紫外線防止剤が何らかの化学反応を起こすという設定なんでしょうかねぇ…。
日焼け止めは肌に浸透しないと効果出ないなんて話は僕は聞いたことがありません。
というかさっきも言いました様に、
日焼け止めの効果メカニズムは単純に皮膚表面に紫外線を通さない遮蔽物を塗っているだけなんですよね。
これで効果を発揮するために肌に浸透する必要があると思いますか???
ねぇお偉い先生…、ちょっと考えれば分かると思うんですけど…(^^;)
そもそも日焼け止めはスキンケア製剤のように浸透するものじゃなくて表面に紫外線防止剤の皮膜を作る設計なので、
どんな成分の日焼け止めであっても、
効果を発揮するために肌に浸透する必要なんかありません。
確かに、日焼け止めってウォータープルーフ処方のやつとかは
塗った後に基剤成分が揮発して油膜だけが残るような設計になっているものがあるので
この場合基剤が沢山残っていると日焼け止め成分が原理上薄くなっているため
多少の紫外線防止効率が落ちる可能性はあります。
ただし、基剤なんか1~2分くらいで揮発しますから別に何十分も待つ必要はありませんし、
残ってたとしても「効果がない」は言い過ぎで、
多少効率は落ちますが体感として実感出来る効果の差はまず無いと思います。
「浸透しないと効果が無い」なんて、一体何を根拠に言っているんだという話です(-_-;)
情報の元が皮膚科のお偉い先生だからと言って、なんでもかんでも信じてしまうのは考え物かもしれません。
基本的に、皮膚科の先生は皮膚の病気や疾病を治す専門家であって、
化粧品についてはさして詳しくないことの方が多いです。
もちろん中にはかなりお詳しい方もいらっしゃいますが少数派で、
多くの場合、紫外線防止剤の成分名や効果メカニズムすらよく分かっていない方が殆どだと思いますよ。
次に、
このさらに大元の情報がどこから出てきたのかを色々調べて下さっていた方がいらっしゃいまして、
それがどうやらオーストラリアの皮膚ガン予防の公式サイトとかに、
▶https://www.cancer.org.au/preventing-cancer/sun-protection/about-sunscreen.html
「日焼け止めは外出の20分前に適用する必要がある」
等と記載があったりするようです。
また、僕の方ではソースが見つけられなかったのですがアメリカの皮膚科学会の推奨でもそのように言われているそう。
(これは皮膚ガン大国のオーストラリアの声明を受けてではないか?という説も)
あと、実は以前フォロワーさんより頂いた海外の日焼け止めの注意書きにも
「日光を浴びる15分前には塗布すること」
という風に書いてあるものもあるようです。
ただ、日本の日焼け止めでそのように書いてあるものはほとんど無い(というか見たことがない)ですし、
成分のメカニズムを考えても塗った直後効果が発揮されない成分はないと思います。
ちなみに上記の日焼け止めはアボベンゾン、ホモサレート、オクトクリレン、サリチル酸オクチルという日本ではあまり使われていない成分が主成分なので
なんか特性があるのかもしれませんが…
僕が調べる限りはどれも普通の紫外線吸収剤で、
特に効果発揮に時間が必要という情報は見当たりませんでした。
またアメリカでは以下のブログで上記内容の反論をしていて、
▶https://kindofstephen.com/physical-vs-chemical-sunscreens-myths/
「紫外線散乱剤系は塗ってすぐ効果があるけど紫外線吸収剤系は皮膚上で活性化する必要があるという情報について、これは間違いです。理由としては我々は紫外線防止効果を実験する際にどちらの成分であってもプラスチックフィルムを使ってその効果を測ることができるからです。いずれの日焼け止めにおいても皮膚に塗布したその時から効果を発揮することができます。」
意訳するとこんな感じですね。
プラスチックフィルムで効果出せるんだから肌の上で活性化する必要なんか別に無いと。
それで「15分前に塗るべし」と書いてあるものがある理由も記されていて、
これはやはりさっき僕が書いた「基剤成分が揮発するまで多少時間がかかるから」というものだとこの方は述べていますね。
まぁ理由があるとしたらそれしかないとは思いますが、
別にさっきも言ったように基剤が多少残っていても紫外線防止効果はゼロになるわけではなく
十分な効果は発揮されていると思います。
何にせよどの情報を遡っても確固とした根拠が示されているものはありませんでした。
◎むしろ時間を置くと効果が落ちる日焼け止めがある?散乱剤系は塗り直し不要?吸収剤と散乱剤の効果持続特性
そしてこれも意外と知られていない話ですが、
かずのすけ@kazunosuke13
対して「紫外線散乱剤」タイプの日焼け止めは構造の崩壊が起こらないので時間経過で効果が落ちることはほとんどありません。落ちてさえいなければ一日中塗り直ししなくても効果を持続できます。ただしパウダー成分のため汗に流れやすく、運動時やプールなどでは頻繁な塗り直しが必要になります。
2019年06月12日 13:42
「紫外線吸収剤」の中には光安定性がイマイチで、
時間が経つ毎に徐々に効果が弱っていってしまうものがあります。
こちらは資生堂さんが出している資料なのですが、
▶ご存知ですか?最近注目され始めている、日やけ止めの「光安定性」
メカニズムとしては「紫外線吸収剤」は光を吸収した時に元の形に戻る場合と、
構造が崩壊してしまう場合があり、それが徐々に蓄積していく感じです。
ここには成分名は書いてませんが、
最も有名な「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」や、「オキシベンゾン類」、「t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(アボベンゾン)」などの成分は特に光劣化しやすいことで有名です。
(その他の吸収剤は比較的崩壊しにくいと言われています。)
またこの中にはこんな資料もあって、
紫外線吸収剤系の日焼け止めの中には2時間後にはUV防御効果が40%以下になってしまうものもあるのだとか。
(またこの資料だと塗布直後は普通に100%効果が出て徐々に落ちていく線形になっていて、20~30分後に向けて効果が上がっていくという結果は伺えません。)
なので、
吸収剤系の日焼け止めは、長時間塗り直ししないと効果がどんどん落ちていってしまうものが結構あります。
ウォータープルーフで日焼け止め自体が落ちていないからと、
塗り直しをしないでいると焼けてしまう原因にも。
(主にメトキシケイヒ酸エチルヘキシルメインのものは頻繁な塗り直しが必要になります)
対して、「紫外線散乱剤」については
資生堂さんの研究でも、酸化チタンや酸化亜鉛などの散乱剤は光劣化を起こさないことが明らかになっています。
光を反射するのが基本のメカニズムなので、崩壊が起こらないのですね。
このため、
紫外線散乱剤は、汗などで落ちてさえいなければ
永続的に塗り立ての日焼け止め効果を持続することができます。
吸収剤系は流れていなかったとしても効果が弱ってしまうのに対して、
散乱剤は拭き取ったり流れてさえいなければ塗り直しが不要なのですね。
なので、よく「かずのすけさんは日焼け止めをどのくらい塗り直しますか?」と聞かれますが、
僕は散乱剤ベースの日焼け止めしか使わないので、たくさん汗をかいてさえいなければ
(セラネージュUVクリームは散乱剤のみの日焼け止めです)
朝塗ってそのまま塗り直しはしません。
1回落として塗り直すのも手間ですし肌に負担がかかってしまうので、
肌が弱い方は極力散乱剤ベースのものを日常使いして
塗り直しの頻度もできるだけ少なくしたいですよね。
ただし、
散乱剤は「粉体」ですからウォータープルーフ処方であっても完全に流れないことはありません。
結構落ちやすいので、運動時や海水浴やプールなどでは頻繁に塗り直す必要があります。
◎根拠のない情報には注意を!
というわけで今日はこの辺にしておきますが、
やはり何度も言っているように
有名人とか偉い先生とかテレビなどで言っていたからといって
ちゃんとした裏付けの無い情報については慎重になって欲しいと思います。
これはたとえかずのすけが情報元であったとしても同じです。
ちゃんとした科学的な根拠があるかどうかをどんな情報についても自分なりに考えてみて欲しいと思います。
どんなに賢い人でも間違ったことを発信してしまうことはやっぱりありますし、
根拠が怪しいものについては「その情報についてちゃんと納得できるか?」ということを重要視して下さいね。
またそういう怪しげな情報を耳にしたら気軽にかずのすけにお知らせ頂けると嬉しいです(^_^)b
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