りょーちんと菅波先生のニアミスは震えましたね!
イケメン対決!
静かにばちばちしてたわ〜
シンジ(りょーちんパパ)とみーちゃん(モネ妹)て、似てるな。
2人とも甘えっ子なんだよね。
酔って暴れても許されると思ってる。
八つ当たりしても許されると思ってる。
許されるっていうか、受け止めてもらえるって無自覚に信じてるんだよね。
自分の心に溜まった憤懣やるかたない思い、悲しみ、嫉妬、不安、ツラさ……
自分自分自分、自分ばっかり。
シンジは亡き妻への自分の気持ちばかりが大きくて、老い先短いミナミ実母のことも、たったひとりの母親を喪った息子であるりょーちんのことも思い遣れない。
仲良しの幼馴染だったコウジ(モネパパ)だって、家族ぐるみでママ友やってたアヤコ(モネママ)だってそれぞれに悲しくて寂しくてつらいのに。
シンジは自分のツライばっかりしか見えない。みたくない。
みーちゃんも、自分だけが頑張ってると思ってる。
震災の現場にいなかったお姉ちゃんはあのときを知らない。
地元を捨てて山に行き、そのあと東京でチャラチャラテレビにまで出演して。かっこいいお医者さんの彼氏も出来そうで、その上ずっとりょーちんの気持ちまで惹きつけてる。
ずるい!ずるい!
わたしは漁師のりょーちんに寄り添えるように、先祖からの海を守れるように、ずっと島にいるのに。島と海のことだけやってきているのに。
わたしの方がずっとふさわしい。
わたしの方がずっとずっと……
みーちゃんがそうなっちゃうの、わからないではないけどさ。
自分だけで考えて自分の気持ちだけで熟成させた自分自分自分の思い込みは、しんどいよ。
息がつまる。
りょーちんが話せる相手がモネだけっていうのは、モネくらいしか、黙って聞いてくれる人がいないからだと思う。
他の人はりょーちんが自分の気持ちを吐露する前に色々言ってくる。
モネパパもモネママもそうだし、ラッパー幼馴染もすーちゃんもみーちゃんも、りょーちんが話し出す前に話し出す人たち。
みんないい人なんだけど、思慮深くて優しすぎるりょーちんは、他の人が話し出したらもう話せない。黙って微笑むだけなんだ。
りょーちんのモネへのきもちが恋かどうかはわからない。
りょーちんはもうずっと溺れそうで、息ができなくて苦しくて、モネの前でしか呼吸できない。
モネは、とてもまじめ。
だけど視野は広い。
そしてクソ度胸がある。
鬱屈した日々で腐るのではなく、島を出る。
愛情や感謝や情がうまれても、やりたいことのために登米を出て東京で勝負しようとする。
自分自分自分だけで完結するのではなく、人を頼り、人に感謝し、人と繋がりを作って、新天地へ、新境地へ、どんどん進んでいく。
りょーちんには、そんなモネがまぶしくて、ちょっと羨ましくて、憧れもあるんじゃないかな?
漁師の仕事が嫌だとか、島が嫌なわけじゃない。
島のみんなや親父が嫌なわけじゃない。
だけどしがらみがありすぎて、がんじがらめで、重くて、ぜんぶやめたくなった。
それはおかしなことじゃない。
いいんだよ、りょーちん。
一回、ぜんぶやめていい。
島を出てもいい。
漁師をやめてもいい。
お父さんから離れて、しばらく忘れてほっといたっていい。
背負ってたものぜんぶ放り投げて、東京でアイドルになったっていいんだよ。
シンジもみーちゃんも覚悟が足りない。
その生き方でいいのか。
自分の人生は自分で決めるんだよ。
不幸に酔って、足りないものを自分以外のせいにして、
飲んで悪いかよ!
ずるい!
て文句ばっかり言ってる人生でいいの?
本当の本音は違うんじゃないの?
シンジの本音は毎日漁をしたい、友だちとバカ話して爆笑したい、ってことないかな?
だけど笑ったら、もう笑えない妻に申し訳ない、笑ったらもう愛してないみたいだから、苦しみ続けることで愛を証明しようとしてない?
みーちゃんも、意地になってるんじゃない?
ホントのホントは原宿でギャルファッションやってウェーイ!って騒ぎたい気持ちもあるんじゃない?そんなのバカがやることでしょ?って軽蔑してるけど、一回くらいやってみたら案外ハマるかもしれない。
牡蠣の研究がしたいと思ってること。
妻を思い続けること。
それは本当のことだと思う。
だけど、本当のことって1つだけじゃない。
自分自分自分……
ぐるぐると同じところで自家中毒おこしてない?
案外、自分のことは自分ではわからない。
他人の方がよく見えることもある。
りょーちんは自分自身の人生を諦めないでほしい。自由に生きて欲しいよ。

