農ガール、農ライフ 垣谷美雨 | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

[ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

小説や漫画のあらすじとネタバレ感想が中心。恋愛(純愛・ラブコメ・学園モノ・セックス)、SF、コメディー、ファンタジー、冒険、裏社会、芸能、政治、スポーツ、料理、ホラー、格闘技、歴史、ファッション・・・名作・傑作・話題作満載!人気ブログを目指します。

派遣切りにあった日に、同棲していた恋人に別れを告げられる。

 

一気に職と恋人と住処を失って、崖っぷちに立たされた。

キャリアも貯金もないアラサー女子の生きる道はあるのか。

 

ふとつけたテレビの「農業女子特集」にピンときた。

これならイケるかも?

 

農業大学校で学び、同じ志の仲間もできた。

未来は明るい?

 

ところが農業の新規参入は難しい。

地縁血縁のないヨソ者に、大事な土地は渡せないんだって。

 

農業人口の減少をなんとかしなくちゃって補助金や誘致はしてるけど、具体的な助けは無い。

 

くじけそうになりながら、使えそうなツテはなんでも使い、恥もプライド捨て、細い縁の糸を大事にしていたら……

 

 

助けてくれる人が。

 

敵だと思ってた人、イジワルだと思ってた人、素っ気なかった人が。

 

 

あれ?あれ?あれ?

 

 

見知らぬ他人だった人も、顔を合わせていくうちに、話をしていくうちに、いつしか知った顔になり、ほっとけない人になっていく。

 

 

田舎の人は冷たい?

田舎の人はあたたかい?

 

どんな人かわからないから警戒する。

どんな人かわかってきたら、好感が持てる人ならお近づきになるだろうし、かんじがわるいと思ったら避ける。

 

 

久美子にはこれといった才能無いと思っていたけれど、素直で真面目で‘ちゃんとメモを取れる’ということが、意外に大事な才能だった。

 

人の話を素直に聞けて、挨拶や礼儀がそれなりにできて、自分で考えて行動できる。

 

必要にせまられるまではぐだぐだしてたのもリアル。

 

長い付き合いの恋人のまえでは、すっかり油断してすっぴんどてらでテーブルに足をのせていた。

プロポーズを悪気なく断っていた。

それでもずっと恋人は自分を好きだと安心していた。

 

ひどい振られ方をされてしまうのも、納得。

 

 

主人公も、元恋人修も、ヒトミさんも……

登場人物それぞれが、自分のために生きている。

 

 

 

全面的にいい人でもないし、悪い人でもない。

 

みんなそれぞれに自分の都合がある。

 

余裕があるときやメリットがあって親切にしてくれたり、不都合がおきて約束を違えたり、うしろめたさから別の提案をしてれたり。

 

気持ちが変化するにも理由がある。

 

 

嘘をつくこともあるけど、それがそんなにイヤじゃなかったりもする。

 

 

 

 

 

そんなことってある?とびっくりもするし、あるよねぇ〜としみじみ感じもする。

 

 

 

 

 

リアル感と夢物語のバランスが絶妙。

 

 

 

 

 










人気ブログランキング    








にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村      







こんな本を読んだ - にほんブログ村