まとまらないけど、そう言っているうちにどんどん時間が経って書かないまま終わりそうなのでもう書きたいことをまとまらないまま書くことにする。
いやあ、泣いたよね。
もうべっしょべしょに泣いた。
映画観る前に原作既刊全巻読んで行ったもんだから、明白に泣かせにかかってくる場面以外でも泣けるわけ。
せっかくの美麗映像をしっかり目に焼き付けられなくて逆に涙目。
観た後もまた原作既刊を再読して滂沱。
泣きすぎな日々。
ドライアイにはヨカッタのかもしれない。
煉獄さんのことはさ、列車に乗る前は「ド派手な外見の得体の知れない人」くらいの印象だった。いつもどこ見てるのかわかんないし、目を見開きすぎててガンギマリしてる人(イッチャッてる?)みたいだし。
で、いきなり「うまい!うまい!うまい!!」
ああ、ヤバイ人だ……
って思うよね。
それが、抜刀した途端に
スッ
と、剣士の顔になる。
カッコいい……!!
ぜんっぜん好きなキャラデザじゃないのに、完全に惚れてまうやろー状態。
映画は原作でサラっとしか描かれなかった炎柱としての剣技が大増量されていて、ホントありがとうございましたと言いたい。
乗客200人を守る場面、アカザと激闘の場面、原作ではほとんど描かれてなかったから、アニメ化したら是非とも深掘りしてほしいと思ってた。
焔を纏った炎刀の迫力に気圧されっぱなし。
初読ではスルーしてたんだけど、再読してみると、柱合会議で炭治郎が「無惨を倒す」宣言してるところで煉獄さんだけが「うむ!よい心掛けだ」って言ってくれるの、めちゃくちゃ煉獄さん……!
映画観た後だと、柱合会議のこの場面ですら涙で曇る。
漫画って、とくにジャンプ漫画って、長い連載の中でキャラクターの性質が変化することってよくある。
有名どころでは幽☆遊☆白書の初期飛影と後期飛影。目が沢山あった頃のおしゃクソ(おしゃべりクソ野郎)時代の飛影と後期のツンデレ飛影が同じ人間(魔族だけど)とは思えない。
ところが、鬼滅の刃のキャラってそういうことがない。
むしろ、再読すればするほど腑に落ちる。
初読で「なんだこいつ?オカシイんじゃないの?」って思った言動が、その人物ならそう言うし考えるし行動するだろう、そうするしかない、これしかない、ってことだと判明していく。
残酷なほど、納得するしかない内容だとわかっていく。
そして、ほとんどの場合、その納得はつらくてかなしい。やりきれない。
煉獄さんの夢は、優しい夢じゃない。
父はすでに折れているし、母はもうながくない。
えんむは「いい夢」を見せているのに、煉獄さんのみる夢は甘くない。
(1個目の夢は活躍してカマボコ隊を継ぐ子にできて楽しいけど)
だけど、それでもやっぱりそれが煉獄さんにとっての「いい夢」なのだとしたら、煉獄さんにとって「寂しくとも」心を燃やす、その原動力となっている風景こそが、煉獄さんの無意識領域にあらわれていたように、大事な光景だったのだと思う。
焼けた地面から噴き上がる炎。
青空。
赤い魂の核。
甘ったるい夢なんて見ない。
煉獄さんは、偽りの夢に逃げることを是とはしない。
精神的に、えんむの真逆にいる人なんだと思う。
厳しい現実から目を逸らさない。
絶望しない。楽観もしない。
硬い大地をしっかり踏みしめて、目をしっかり見開いて、前を向く。
弟に剣の才がないことも、わかっていた。
でも、そうは言わない。
どの道を歩むのかは、生き方は、千寿郎が自分で決めることができると信じていたから。
「心を燃やせ」
22巻でも出てくる。
無我夢中で突っ走るのではなく、よく見て認識して考えて、自分のできる精一杯を少しでも超えていけるように、そういう風に思える。
一足飛びに急成長したり、いきなり超人になったり、魔法が使えたり、しない。
一歩か半歩かしか、進まない。
だけど進んでいける。
だから絶望しない。
煉獄さんから炭治郎が受け継いだのは、そういうことじゃないのかな、と思う。
空っぽになってしまったアカザ、直視することのないえんむとは違う。
えんむとの対比、アカザとの対比が、鮮烈。
無意識領域の描写に、いろんな思いが巡る。
善逸。
からみつくような真っ暗闇の無意識領域。
善逸は人の心の音を聞くけれど、自分の音が聞こえるとしたら、どんな音なんだろう?
いもすけと炭治郎の共闘でえんむ列車のデンデロと向かうところは大盛りに盛られてて興奮したなあ!
あのCGはブヨブヨしてて気持ち悪かった。
もうちょいピンク色っぽい内臓の肉がテラテラしてるみたいな質感だったらもっと不気味だった気がするけど、そうなると色調が列車からズレ過ぎるからあの色でよかったのかな。
いもすけ親分の夢ドングリがピカピカでヨカッタ。
善逸の川ジャンプも軽やかでヨカッタ。
劇場版「鬼滅の刃」わずか10日間で興収100億円突破!「千と千尋の神隠し」を超える日本最速記録
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が10月26日、観客動員数798万3442人、興行収入107億5.......... ≪続きを読む≫