ホーホケキョ となりの山田くん | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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高畑勲監督訃報。もう82歳だったんですね。

 

高畑勲といえば「火垂るの墓」「かぐや姫の物語」が代表作とされるんでしょうか?

 

わたしにとっていちばん思い出深いのは「ホーホケキョ となりの山田くん」です。

映画館で観ました。

高畑勲作品で映画館で観たのはこの作品だけです。

 

となりの山田くんにものすごい思い入れがあったわけでもなく、公開時の評判もかんばしくなく、それでも行ったのは、恋心のカケラのせいだったと思います。

 

 

 

女の恋は上書き保存、といいます。

 

例に漏れず、わたしも過ぎ去った過去は忘れがち。

 

今振り返っていて我ながらびっくりですが、お付き合いしていた男性のフルネームが思い出せません。もちろん誕生日も。贈ったプレゼントは覚えているのに。

 

そんな薄情なわたしですが、1人だけ、この「ホーホケキョ となりの山田くん」を一緒に観に行った人だけはちょっと特別。

 

初めて両思い(この表現よ)になった男の子なんですよね。

 

彼とのお付き合い期間は僅か4ヶ月ほどで、その後はよいお友だちになったのも特別な所以かもしれません。

(他のお付き合いした人は別れ=縁切りだった)

彼とのエピソードはほぼすべて黒歴史と言ってもいいほどこっぱずかしい失敗の連続でしたが、それだけに忘れがたい。

 

「ホーホケキョ となりの山田くん」は別れてしばらくしてから観に行きました。

 

珍しく彼から「観に行かないか」と誘われたのです。

こんな変なアニメ映画、一緒に観に行ってくれそうなのはridiaしかいなさそう、という消去法での抜擢。

 

興味もない映画に誘われて、それでも行ってしまったのは未練だったのか。

別れてから2年経っておりました。

 

 

「ホーホケキョ となりの山田くん」は不思議な映画でした。

ギャグというには叙情的で、ふわふわとわやらかくつかみどころのない優しい絵と音楽。

後年の「かぐや姫の物語」を彷彿とさせる、アニメだけどアニメらしくない、実験的な作品でした。

 

 

 

(ミヤコ蝶々の印象が強かった)

 

 

視聴後の満足げな彼に、やっぱり変な人だと思ったのを覚えています。

 

 

理解しがたい変な人で、大好きだった人で、どん底の失恋を味あわせてくれた人。

そんな彼と、お付き合い期間には行かなかった映画館で観た映画。

 

ごく個人的な事情で、ある意味「火垂るの墓」より忘れがたい高畑勲作品です。

 

 

 

 

 


面白いか?っていうと、うーん……と言わざるを得ない。
一般ウケはしないんじゃないかな。

 

 

 

 

おーじゃまじゃまじゃまー おじゃまんがー
おじゃまんが山田くん、っていうテレビ版アニメの方が面白い。



 

 

 


 




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