牧神の午後 山岸凉子 | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

[ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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ニジンスキー寓話っていうタイトルだったような気がするんだけど、それって別作品だっけ?
天才バレエダンサー、ニジンスキーの栄光と狂気を描いた作品。

バレエ漫画って美しくてうっとりする。
実際のバレエの舞台はあんまり観たことが無い。

本物を知らないで漫画や小説で読むことが多い。バレエに限らず、格闘技もバスケットボールもそう。落語も歌舞伎も。
大人なのにこれでいいのか?と思わないでもないけど、しょうがない。わたしがすきなのは読書だからね。それ以外は二の次になっちゃう。

それに、バレエダンサーの肉体には狂気を感じる。
おそろしい。
その鍛え上げられた筋張った筋肉。細くしなやかな指先、足先。
纏足のような爪先立ち。
細い細い肉体。
末端まで研ぎ澄まされた神経が行き届き、声なく舞う。

その細い身体で、2時間も踊り続ける。

動くためには体力が必要なのに、けして太ってはいけない。筋肉ですらつきすぎてはいけない。

不自然を極めた美しさ。

天才バレエダンサーと呼ばれた男ニジンスキー。
彼が正気でいられなかったのも、感覚として納得してしまう。


バレエは美しすぎる。

バレエ漫画の多さは、その魔性の美に吸い寄せられてしまうからなのかもしれない。