ルネッサンス 秋里 和国 | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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オゾン層の破壊で白人だけが滅亡した数百年後の地球。突然、そこに白人女性が出現!?話題のSFヒューマン・サスペンス。




冒頭の黒人研究者の台詞が胸をえぐる。

人種問題の根の深さを感じさせる。




そう思うとオバマさん(アメリカ次期大統領)はタイヘンだ・・・暗殺されないといいけどね・・・




ID入りのピアスって将来実現化されても不思議じゃないし、人間牧場(なんちゅー設定だ)もすでにどこかでこっそり実現されてそうで怖い。この頃のこの著者の作品はこういうとこにリアリティをだすのが上手いんだよね。

日本の神話が下敷きになってるのもわたしとしてはグッと来た。この絵柄って日本神話と相性がいいからいつかそういうのかいて欲しいなぁ。




特権階級が自らを神に模すってことはよくある話。

しかし、そこで終わらないところがすごい・・・







で、案の定記憶喪失。

アカリもカグも。




秋里 和国
はこれだから・・・と思いつつ、ぐるぐると続くラスト、そして冷たく光る月・・・が素晴らしい。




この場合の記憶喪失はあり。頭のネジが何本か外れてるような、意識の焦点があわないようなのもこの作品には合ってたね。