週末、子供たちを連れて岐阜県美術館へ行ってきましたクローバー

 

 リニューアルしたて音譜ということで、入館料は無料ウインク

館内では色々な子供向けのイベントも開催されており、お面を作ったり、「緑の妖精になろう!」といテーマで、自分で妖精の衣装を作ったり、段ボールに絵を描いたり、お菓子の空き箱や段ボール、色紙などを利用して「船」を作ったり、子供たちのイメージ力や、創造性をワクワクさせるイベントが盛りだくさんでした。

 

 我が家の息子たち二人は、共に工作が大好きですニコニコ段ボールや紙袋、お菓子の箱やティッシュの空き箱は、どんなものでも工作に使います。この日は、二人揃って、「船」の作成に取り組みました船(娘はお友達と映画へ音譜)

 

 小6の長男は、ハサミ、カッターの使い方も特に心配は無いですし、彼の段ボール作品はこれまでにも見てきましたので、私は、5歳の次男のサポートに付きました。

 

 型紙もありませんし、船の形、大きさも全て自由!子供たちは、嬉しそうに作り始めます。私は、ハサミやカッター、ボンド付けのサポートに徹し、基本は口を出さずに5歳の息子がどんなのを作るのか見ていました。

 

 すると。向かいの席で作っていた一組の親子がいました。

 うちの次男と同じぐらいの女の子と、お母さんが船を作っていました。その隣には、小学校低学年の男の子。お兄ちゃんです。

 

お母さんは、一生懸命サポートしていました。良く言えば、「一生懸命サポート」です。

でも、傍から見ると、娘さんの作品ではなく、お母さんの作品 でしたね。

 

船の形、色、模様、しまいには、船につけた旗のマークまで…。

娘さんが、青色の模様を描いたら、

「なんで青で書いちゃうのむかっ女の子なんだよ!!」と。

旗のマークを、娘さんが、「海賊をイメージして」描いたのでしょう。

「なんで、こんなの描いちゃったの?ママが描いてほしかったのは、こんなのだよ!」と、自らデザインを描いて、その通りに描かせてしまいました・・・

「○○ちゃんの作品なんだよ?ちゃんとやってよ!」

と。

 

これには、私も「ん?」となりましたが、周りにいらしたスタッフの方々の表情も、ちょっと曇っていました。

 

お兄ちゃんの作品も、同様です。

「ここは~したほうが、絶対にいいよ。そのほうがイメージにピッタリだから!」と。

 

・・・一体誰のイメージにピッタリなんでしょう汗

 

作品が出来て、「ほら、いいじゃん!これできっと選ばれるよ!○○ちゃん(娘さん)の船船」と、大満足でなお母さんをよそに、娘さんの表情は、とても暗くて、終始つまらなさそうでしたショボーン

 

「変なの作ると、恥ずかしいもんね!!」

 

子供の作品なのに、お母さんの作品になってしまっていて、子供の作品と言いながらも、いわゆる子供らしい作品、例えば切り方が斜めになったたり、いびつだったり、どこか破れていたりしても、それが返って「らしさ」になっていたりもすると思うのです。だけど、きっとそのお母さんは、それが許せなかったんでしょうね。

 

変なの を作ると恥ずかしいもんね!!!わたしが・・・。

 

が、お母さんの心の声かと。

 

きっとあのお母さんは、一生懸命なんだと思います。昔から。小さい頃から、一生懸命を貫いてきたのかもしれません。

 

お母さんにとって、「子どもの価値=私の価値」なんでしょう。

 

私が見ていて辛いな・・・と思ったのは、娘さんの表情。そして、お母さんが娘さんのその表情に全く気付いていなかった ということ。

 

あくまで私見に過ぎませんが。

あのお母さんもまた同じように育ってきたのかもしれません。

 

‟母と子”の関係は、とても深く、夫や父親には介入しきれないものがあると思います。しかし、だからと言って、”母と子”だけが特別、特殊な関係になるのもいかがなものかと思うのです。

 

全ての人間関係は、「家族関係」が影響されてパターン化されたものです。家族は、「一番小さな社会である」とも言われます。

家族関係の中で、学ぶことはたくさんあるのです。

誰かの権限だけが、特化されたものであっては、バランスが崩れてしまいます。

 

家族の中で、「お母さん」の存在はやはり大きいものです。どんなお母さんであっても。(いいお母さん、そうではないお母さんでも)

いいお母さんがどうかは、私たち、傍から見る人間が決めるものではなく、その人の下で育った人が決めることです。

 

私が席に座っていた約1時間半、あの娘さんが笑ってお母さんと話していたのを私は聞いていません。

 

私も、ついつい、子供に「ちゃんとしてよ!恥ずかしいから!」って言ってしまいますてへぺろあせる

でも、「おっと!それ、私のことじゃん!」となりますウインク(ようやく気付いた・・・)

 

子ども達も窮屈だったろうな。

 

お母さんにとって、子供は、最も自分を反映しやすい存在。

 

日頃、私も気を付けているつもりでしたが、週末のあの時間、改めてそれに気づかせてもらったなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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