さて、翌日はバスに乗って島の南を目指した。
だいたい行きたいアテはあるものの、風まかせのところもあって、
思わぬ感動に出逢うこともある。これがタマラナイ。
とにかく南へ。。。ということで、バスターミナルへと向かった。
言葉が分からないで市バスに乗るのはちょっと勇気がいるけど、
「どこどこへ行きたい」の言葉と地図があればなんとかなる。
さっそく、観光案内所で日本語の地図をゲット

済州民族村(チェジュミンソクチョン)までの切符を買った。
3000W 日本円でだいたい270円くらいと驚くほど安い

これは帰りの済州市までの切符。
バスを使ったりの移動が大変なので、だいたいの観光客はタクシーを使って移動するらしいけど、
一日借り切って1万円くらいを思うと、ちょっとの不便さはなんでもない。
まして、自分で探しながら歩く旅は人と景色に出会える。これこそ旅の醍醐味だぁ。
バスに乗ったら一番前に座る。運転手さんに地図を見せておくと、
ちゃんと気にして降りるところで声をかけてくれるよ。字が読めなくても大丈夫。
地図を眺めてるうちに急遽、予定変更(笑)。
昔ながらの家、町並みがそのまんま残ってて、
今なお生活している人たちがいる城巴民族村(ソンウプミンソクチョン)が、
途中にあるのが分かって、運転手さんに途中で降りることを告げると、
「そこは面白くない、何にもない」というようなことを一生懸命言ってくれる。
外国からの観光客が行くところじゃないのかも?(笑)。
でも、そんな普通の感じがいい。
不思議がる運転手さんにお礼を言って降り立った。それが正解

今も、普通に暮らしてる昔ながらのチェジュがあった。
親切に生活している所を見学者たちに開放してくれている。
のどかな。。。田舎にホッとする。
3本の棒が外れていれば家に居ますよ。
止めてあれば出かけてますよ。の合図だそう。
留守を知らせるなんて、今じゃ無用心だろうけど、
のんびりとした島ならではの昔の風習がここには残ってる。
わたしが住んでいる所でも、まだのどかな田舎が残ってて、
今だに鍵かけないで出かける人も多いけどね。
豚さんが庭で飼われてる。昔はここが厠でブーちゃんの餌になってたそうだよ。
アジアの国を旅すると、まだまだそんなところはあるけどね。
老後はこんなのんびりしたところで、茶屋かゲストハウスでもやって、
のんびり暮らせたらいいなぁ~なんて妄想してしまった

村をあとにしてまたバスに乗り、済州民族村へと。
ここはチャングムのが撮影された、テーマパークと言ったところ。
まぁ。。。ね。本物の建物を移築したとはいえ作り物っぽさは仕方ないか。
昔の漁で使われてた船。
これが・・・昔の漁法。すごいかも。
ここで・・・一枚の写真に出会った。
チェジュドは海女の島。今も昔もチェジュの女は働き者。
こんな薄い装束で潜っていたんだね。寒い冬も。
この写真が後で、素敵な出会いを呼んでくれた。
一通りさらっと(笑)見て帰ろうと出口近くに行くと。。。なにやら音楽が。
民族舞踊の練習をする若者たちに出会った。
きっとその週末の本番に向けての通し稽古なんだろう。
誰一人として観客はいない。
ピーンと張り詰めた空気のなか・・・
若者達の真剣な表情と声に魅了されて、その場に腰を下した。
『パンソリ』 太鼓と腹の底から搾り出す声との掛け合い 聞き惚れてしまった。
キム・ヨナを思わせるような女性
しなやかな動きに息をのんだ なんて美しいんだろう。風のよう・・・。
一時間以上あったとおもう。
微動だにせず見とれてしまった。この場に出会えてほんとうによかった。
だから旅は・・・やめられない。
突然拍手が起こった。。。後ろを振り返る。
終わりの頃には他の人たちも集まりだしてたんだ。
さて、これから今回の旅で一番行きたかった、
西帰浦(ソギポ)へと向う。























