練馬のみどりは減少傾向にあり、

練馬区の貴重な財産である豊かな緑を次世代に引き継いでいくためには、

区民の理解と協力が必要不可欠です。

 

今回の第二定例会では、区長の所信表明や一般質問の区長の答弁で頻繁に

区民の声が原動力である、それを具体的な今後の取組みとして

みどりの保全に向けた、

「みどりの区民活動会議について」発言されていました。

 

令和10年度に「練馬区みどりの総合計画」改定予定となっており、

区民との協働により取組むとして前区長が「みどりの区民活動会議について」を予算化しましたが、

みどりの区民活動会議については、新区長により今後どのように運営されていくのか。

区の説明と、主な質疑について掲載します。

 

 

 

会議の目的として、

  • 練馬区のみどりの4分の3は民有地であり、減少傾向にある

  • 豊かな緑を次世代に引き継ぐためには区民の理解と協力が不可欠

  • 今回は区民協働にフォーカスした会議体とし、より実効性の高い提案を期待

  • 令和10年度改定予定の「練馬区みどりの総合計画」に反映

としています。
 
 

委員構成については

  • いこいの森などの区民管理団体代表者

  • 区民協働花壇団体の代表者

  • 落ち葉清掃ボランティアの運営サポーター

  • みどりの人材バンク個人登録者から区民公募(約320名が登録、3~4名程度を募集予定)

 

委員からは、

委員構成に偏りがあるのでは?一般区民、若年層、障がい当事者、公園利用者、子育て世代などの視点を取り入れるべきではとの意見に対し、

区の答弁は、今回は区民協働に重点を置き、現場の声を深く聞きたい、委員構成メンバー以外からはアンケート調査やイベントで幅広く意見収集、子育て世代等については苗木配布事業や3月のみどりフェスタでの意見を聴取、学生などへのアプローチは今後検討していくとしています。

 

公募の選考方法は?

  • 選考基準:作文・論文の提出による評価(案の段階)

 

会議の進め方については、

 

3つのポイントとして整理します。

  1. 区の施策案提示前の段階から区民と議論

    右矢印現場で活動している区民から課題を聞き、課題整理の最初の段階から一緒に考える
  2. 具体的な行動に向けた提案を期待

    右矢印現場で活動している区民の声を大切にし、新たな施策や解決方法の提案を期待
  3. オープン形式での実施

    右矢印区民提案発表は委員以外の一般区民も参加可能、委員からの提案発表後、一般参加者との意見交換を実施

これに対し、委員からは

提案発表前の議論段階から幅広い一般区民に参加してもらうべきでは?との意見。

委員からの提案発表後、一般参加者との意見交換を実施するのであれば、早い段階からの参加も考えられますが、

区は、今回は区民協働の実践者からより深い意見を重視し、一般参加の方はアンケート・イベント等で幅広く意見収集するとしています。

 

会議の傍聴は可能となっています。

前回会議(平成31年度)の際は、26名をグループ討議として行いましたが、今回の進め方については、

区は、今回は一つのテーマに対して委員全員で話し合い、ファシリテーターとして学識経験者を起用、各委員がそれぞれの立場で意見を述べながら進行する形式を考えているとのことです。

 

 

前回会議(平成31年度)の検証について

前回の区民会議で17の提案があったが、この間の実施状況の検証については、

17の提案は緑の総合計画に反映、すべての検証は難しいが、着実に進んでいる部分もあるとしています。

例として、落ち葉清掃ボランティア活動が前回提案から実現など、区民協働の参加者や団体数も増加しているとのことです。

 

 

開催スケジュール

  • 期間:令和8年8月~令和9年3月

  • 回数:7回程度

令和10年度改定予定の「練馬区みどりの総合計画」に反映するとしています。

 

 

今回の「みどりの区民活動会議」は、前回(平成31年度)の「みどりの区民会議」(26名構成)とは異なり、

区民協働に特化し、より深い議論を目指す方向性が示されました。

一方で、委員構成の代表性、公募の透明性、提案採否の公表方法など、

区民参加の実効性と透明性に関する課題も複数の委員から意見が出されました。

 

次期計画に区民の声がどのように反映されるのか、

会議を行うことが目的ではなく、みどりの保全に繋がる実効性のある計画をどう作っていくのか。

区長の「区民の声を原動力に」がどのように形になっていくのか。

 

引き続き、注視して参ります。

 

下差しYouTube動画では、練馬のみどりの保全についてもアップしております。