2026年2月第一定例会での会派の一般質問で

石神井庁舎跡敷地の利活用についてを質問しました。

(正式な議事録は区議会HPからご覧になれます。)

 

 

石神井庁舎跡敷地の利活用について

 

  「ワクワク」と「ゆるゆる」がつながる空間

 

石神井庁舎の行政機能は、現在建築中の石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業の再開発ビルへ令和10年に移転を予定しています。 

現石神井庁舎は石神井公園駅から近く、区内でも中々ない恵まれた立地にあります。 

区はこれまで、石神井庁舎跡敷地活用検討会議を設置し、有識者、区民参加の下で、丁寧に議論を重ね、提言をまとめられました。

(ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。石神井庁舎跡敷地の活用に関する提言 練馬区HP)

 

その内容を見ると、「ワクワク」と「ゆるゆる」がつながる空間というコンセプトのもと、日常の居場所、にぎわい、交流、防災といった視点が示されており、単なる公共施設の延長ではなく、この場所をどう生かすか、活発な意見があったことが随所に見られます。 

検討会議に参加したある高校生の意見があり、提言書には、次のような言葉が記されています。

「いろんな年代が集まることは、普段関わらない人との交流を促しますが、施設を利用する目的が異なる場合は障壁にもなり得ます。しかし、交流を途切れさせずに区別をするにはどうしたらよいか話し合い、なだらかな区分けを行うことで解決することはできました。」と、述べられています。

多世代交流の理想だけでなく、摩擦や使いにくさまで含めて考え、それでも工夫次第で解決できると結論づけているこうした若い世代の声は、形式的に聞いて終わりにしてはいけない、非常に貴重な意見だと感じており、

区としてこの意見をどの様に受け止められているかを伺いました。

 

令和6年7月から1年余りの時間をかけ、公募区民や学識経験者、地元団体の代表、現役高校生を加えた石神井庁舎跡敷地活用検討会議においてご議論いただき提言が出されました。現役高校生は3名の参加。会議後は地域の未来を考えるきっかけになったなど、区としても有意義な試みであったと実感との答弁。

 

  区が直営でできるものなのか?

 

一方で、提言を読めば読むほど、これをすべて区の直営でやるのは現実的ではない、というのも率直な感想です。

にぎわい、交流、健康、子育て、防災、こうした機能を本気で実現しようとすれば、設計も運営も相当な工夫が必要になります。だからこそ、私はこの跡地活用において、PFI方式など様々な手法を活用し、民間の力とアイディアを積極的に取り入れるべきだと考えています。 

貸し館中心の施設は、用事がある人しか来ません。

しかし、民間のノウハウを生かし、カフェや交流スペース、健康や学びの機能などを組み合わせれば、目的がなくても立ち寄れる場所になります。駅と公園をつなぐこの場所だからこそ、平日も休日も人の流れが生まれる。

これは区全体にとっても大きな利益になると考えます。 

また、跡敷地活用は、単体で考えるのではなく、周辺の公共施設の集約や再編とセットで考えるべきです。

老朽化が進む施設を個別に更新していくのではなく、機能を整理し、集約できるものは集約する。

その核として石神井庁舎跡敷地を位置づけることは、将来世代への負担を抑えるという意味でも重要な視点です。 

検討会議で頂いた有識者をはじめ、区民の意見、そして民間の創意工夫を掛け合わせることで、練馬区の新しい公共施設のモデルになり得る場所です。

提言に示された思いや高校生の声を、実際の事業手法や施設の形にどう落とし込んでいくのか。

民間活力の導入も含め、区としてどのような方向性で検討を進めていくのか、問いました。

 

  来年度策定

 

提言の主旨を十分に踏まえ、活用の基本理念や導入する機能、民間活力の導入を含めた整備運営手法等をまとめた活用基本構想を来年度策定します。 

 

 

石神井庁舎跡敷地活用検討会議での検討経過およびアンケート結果やパネル展の様子やアンケート結果などについては

区HPからご覧になれます。