2026年2月第一定例会での会派の一般質問で
区長の基本姿勢ついてを質問しました。
(正式な議事録は区議会HPからご覧になれます。)
~区長の基本姿勢について~
前川区長、最後の予算編成
令和8年度当初予算は、前川区長にとって任期中最後の予算編成となります。
所信表明や新年度予算プレス発表資料を見ると、これまで区長が繰り返し示してきた区民の命と暮らしを守る、子どもたちの笑顔を中心に据える、誰もが住み慣れた地域で暮らし続けられる練馬、という考え方が、今回の予算にもはっきりと表れています。
一方で、この数年の区政運営は、決して平坦なものではありませんでした。
新型コロナウイルスへの対応、少子高齢化の進行、物価高騰、災害リスクの高まり。
限られた財源の中で、どこに重点を置き、どこを抑えるのか。
やらなければならないことすべてを同時に進めることはできず、あれもこれもではなくあれかこれかと選択と集中の判断を迫られてきたと感じます。
今回の当初予算を見ても、子ども施策、福祉、医療、防災といった分野が引き続き重視されています。
基礎自治体として、いま何を優先すべきかを考え抜いた結果だと受け止めています。
しかしその裏側では、物価高をはじめ、昨今の経済情勢などを鑑みて、削ることを決断した事業、先送りせざるを得なかった取組もあったのではないかと感じます。
これまでの区政運営を振り返りながら、区長の基本姿勢と所信についての見解を伺いました。
区長:12年間で念願としていた政策や理想としてきた事業に取組めた
今回、登壇し質問したのは井上幹事長です。
この質問に対し、前川区長が答弁しました。
前川区長就任後に
・全国初となる区独自の幼保一元化施設「練馬こども園」の創設
・コロナ禍での診療所での個別接種を基本とし、集団接種で補完する練馬区モデルのワクチン接種体制の構築
・都区連携の都立練馬児童相談所の区内設置
・ひとり親家庭自立応援プロジェクト立ち上げ
・児童福祉の到達点となった、「ねりま羽ばたく若者応援プロジェクト」
・困難な問題を抱える女性の支援強化
・大江戸線延伸が大きく前進
など様々取組まれてきました。
(令和8年度予算編成記者発表資料より)
区長は、福祉医療サービスを充実、文化・スポーツ・みどりなど区民生活をより豊かにする施策を組み合わせ一体的に取組んできたことで、練馬区の可能性を最大限に花開かせ、子どもから高齢者まで誰もが安心して心豊かに暮らせるまちとして更に発展していくと確信しているとのこと。
今期限りで区長を退任しますが、政策の継続性、一貫性を保つため、令和8年度予算案を本格予算として編成。
美術館・貫井図書館の再整備と、三原台二丁目用地を活用した重度障がい者の地域生活支援拠点の整備は、整備費や設計費の計上は見送ることとしましたが、基本方針に変更はなく、練馬区の更なる発展に欠かせない事業としています。
任期を全うすべく、最後の一日まで全力を尽くすとの発言がありました。
また、次の区長を担う方には、目先の受け狙いや小手先の誤魔化しに走らず、己の歴史観を持って、後世の歴史の審判に耐えられる政策をこそ目指してほしい。行政はリアリズムであり、イデオロギーではない。との発言もされました。
区議会には50名の議員がおり、様々な立場や視点をもっています。
今回、前川区長最後の定例会、一般質問ではこれまでのご功績に敬意を表する議員が多かったです。
予算特別委員会が今後始まりますが、限られた時間でもあり、個々の事業についての予算編成への質疑になると思いますので、
会派としての区長への質疑としてはおそらくこの一般質問が最後であると思います。
3期12年と長年にわたり練馬区政を牽引されてきたこれまでの歩みに敬意を表します。
区長選は今年4月にあります。
区議会選挙は来年になりますので、新区長とは1年議会で対峙することとなります。
練馬区は今後、さらなる少子高齢化と財政制約が同時に進む時代に入ります。
その中で、子育て、教育、障害者支援、高齢者福祉といった人に関わる施策をどう守り、文化芸術や公共施設の改修改築、都市基盤整備といった将来への投資をどう位置づけるのか、明確な優先順位と覚悟が求められます。
新区長がどう区政運営をしていくのか、しっかりと議会の立場からみていきたいと思います。
