結婚の選択


そう、全ては結婚した時から始まった。

大恋愛の末

反対を押し切って結婚した。

29歳だった私は

早く結婚してこどもが欲しかった。

でも、それが、まさか

どん底人生の始まりだったなんて

知る由もなかった。

幸せいっぱいのはず、だった。

夫のモラハラは

入籍した時から始まった。

『どうして夫と結婚したんだろ?』





最初から

祝福されない結婚だってわかってた。

職場結婚だったから

様々な情報が入ってくる。




彼の過去の結婚生活が

もしかしたら




酒乱が理由で

離婚したかもしれないこと。

年齢がひとまわり以上も離れていること。

連れ子がいること。

両親が気難しいこと。

田舎のルールがあること。

前妻とまだ一緒に生活していること。




しかも私には婚約者がいた。

誰にも言ってないけど。




私自身

彼氏だという確信がなかった。

だって

付き合おうって言葉はなかったし

5年も遠距離恋愛していて

ダイビングショップの人をサクラにして

プロポーズ🌹

『指輪欲しい?』って

言われても

ただの指輪だと思うじゃない。




なんとなく

結婚指輪かな?って思っても

1年間も連絡がないなんて

自然消滅したって思うじゃない。




結婚適齢期だったから

他にも結婚を意識している人が何人かいたし

親からは結婚しろってうるさいし

もう本当に

結婚相手なんて誰でも良かった。

この環境から抜け出せるなら。




そして選んだのは

最も相性がいい人、ではなくて

最も最悪な人。

夫なら

結婚を迫る人全員が

皆、逃げていくと思った。




それに

夢だった仕事をしたかった。




婚約者は、遠距離

仕事は辞めなければならない。




夢みたいに

お給料3ヶ月分以上の指輪を見せて

はっきりと結婚を申し込まれた時はもう

夫と婚約して1週間後だった。




もう

引き返せないと思った。

まだ認知度が低く

目玉として売り出しはじめた

私のプロモーション。




婚約者と結婚したかった。

心から待っていた。

今、Yesと言ったら

仕事を離れなければならない。

私の幸せを取るか

仕事を取るか



辞めたら

職場に迷惑がかかる。

後輩に迷惑がかかる。

もう2度と女性職員を採用してもらえない。




職場に迷惑をかけられない。

後輩に迷惑をかけられない。

両家に迷惑をかけられない。




何よりも

夢だったこの仕事を

手放したくはない!!



悩んだ末に

仕事を取った。

その結果

長年にわたって

DVとモラハラで幼子を巻き込む

長い長い

どん底人生の始まりだった。




To be continue.🌿