江東区JR亀戸駅東口に隣接する文殊である。
私個人店には敬称付けますが企業の場合は付けないのでご了承くださいね。
東京23区内で下町を中心に12店舗を展開する小規模なチェーンです。
なので近場だと浅草、浅草橋に両国に2店舗、この両国の内1店が本店となっています。
こちら亀戸店はそばデーターベースにて99.35ポイントと江東区1位なのですね。
以前から気になっていたので今回行ってみた。
立ち食いそば探訪と書いておりますが、こちらの店舗はカウンター8隻に4人テーブル3と立ち食いでは有りません。
ファンの間では路面店などと呼ばれている形式、駅そばともまた違うが提供方式が同じなのであえて立ち食いとした。
食べるのは勿論どの店でも比較のため天玉そばを、こちらの券売機ではかき揚げそば+生卵をポチリました。
出てきたものはー。
七味をパラリとふりかけて、立派なかき揚げがそそり立つ美味しそうな一杯がでてきましたよー。
玉子の黄身が白いのは汁が熱々の証拠です、もう見た目から美味しいの確定じゃないですかぁ。
では汁を啜ってみますよー。
これがですね、正にザ・立ち食いそばの汁、ちゃんと出汁感もあるし醤油も立ってます。
そうそう、これじゃないとですよ、ここの所出汁感が薄いのばかりだったのでこれが本流だよなーと納得してしまった。
そして蕎麦がですね、これまたとっても秀逸です。
こちら一般的な立ち食いそばのゆで麺ではなく自家製麺の生麺を使っています。
ゆで太郎や小諸そば等と同じですね、それでも値段が変わらないのは企業努力ですよね。
なので時間帯により提供に2~3分ほど要します、繁盛時は次々に茹でてスタンバイ出来ますがアイドルタイムはオーダーごとの茹でになりますからね。
細麺なのは茹で時間を短縮する意味もあるのだろうが、これがとっても啜り心地がいい。
江戸前の蕎麦はこの位だ、名店と呼ばれるところも街場の蕎麦屋さんもこんな感じの細いのが主流です。
なので啜り心地がいい訳だ、ざっぱりと掬ってほおばるも良し、少な目に掬って楽しむも良しである。
そうこのそば風味もいいんですよね。
黒いツブツブが見える、蕎麦の実の甘皮の部分だ。
石臼挽きの場合は一度目が実の中心部の柔らかな部分が挽かれて白い粉になる、一番粉だ。
これが更科粉という物、更科蕎麦はこの粉だけを使う、蕎麦の実の3割程度しか使わないため貴重で高額な訳だ。
だが蕎麦の風味は少ない、なのでもう一度戻して挽くのが2番粉だ。
一般的な蕎麦粉はこの2番粉になるでしょうかね、甘皮も魅かれて風味は増します。
更に挽くのが3番粉、このころになると蕎麦の甘皮だけでなく殻も挽かれてくるから黒っぽい色になる、俗に田舎そばなんて言われているのがこちらですね。
勿論これらをそのお店により挽き方やブレンドをしたりして個性を出しているのですね。
これに小麦粉をブレンドしてニ八や外二等と更にお店は個性を出しているのですね(街場の蕎麦屋さんではほとんどが五割で、既にブレンドされたものを製粉業者から入手していますね)。
話を文殊に戻しましょう。
こちらの蕎麦はやはり蕎麦粉の比率はかなり低い、だが製粉時に出る余利の蕎麦殻(他の製粉メーカーなどから入手しているのだろう)を使って混ぜているようですね、こうすれば低コストで何とか風味のあるそばを作ることが出来る。
黒い点々の正体はこれでしょう。
勿論元から作られたものには到底適いませんが、らしい物は作れると。
カウンターの上には揚げたての天ぷらが並ぶ。
この光景こそ立ち食いそばですよねー、そして一番端にとっーも気になる天ぷらがぁ。
真っ赤な紅生姜天です、これぞ正に関東の天ぷらですよー。
関西だとスライスの紅生姜天ですからこんなに真っ赤じゃない、なので関西の方から見れば衝撃でしょうね。
でも東京人としては気になりますよ、結果は見えてるから余計に気になりますねー。
いゃぁSDB(そばデータベース)の評価通りに美味しいお店でした。
蕎麦もらしいし汁も出汁感も有ると、これでかき揚げそば500円に生卵50円ですからね。
合わせて550円は今時素晴らしいですよ。
ここから数分のカメクロフードコートに有るうどん屋はこの倍の値段でそれ程では無かったですからね。
こうなると両国の本店も気になります、行ってみようかなあ。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。





