ヨーロッパの王国・公国で女性が君主に就けない国はなくなったという記事を取り上げます。
リヒテンシュタインの改正により、ヨーロッパの王国・公国で女性が君主に就けない国はなくなりました。リヒテンシュタインが男女平等に舵を切ったことで、男系男子の皇位継承を維持しようとする日本が、世界標準から離れ“ガラパゴス”と見られかねないと危惧されています。
ヨーロッパには国王を君主とする王国が7つ、大公や公爵などの称号を持つ君主が治める国が3つあります。いずれも第1子が継承する、もしくは男性がいない場合は女性が継承する制度になっています。
近年では1990年にノルウェー、1991年にベルギー、2009年にデンマーク、2013年にイギリスが「第1子優先」へと制度を変更しました。 背景にあるのが、1979年に男女の完全な平等を目指して国連総会で採択された「女性差別撤廃条約」です。かつては兄弟姉妹の中で男子が優先される形でしたが、ダイアナ元妃の事故死で起こった王室批判などもあって、『第1子優先』になりました。
今年6月、ベルギーを訪問された天皇皇后両陛下をエリザベート王女が出迎える場面がありました。王女は愛子さまと同い年で、ベルギーで初の女王になる方ということで話題になりました。エリザベート王女には2人の弟がおり、第1子が継ぐ分かりやすい事例です。
現在、女性の君主、女王はいませんが 次の代から女王が続々と誕生します。スウェーデンのヴィクトリア王女、先ほど紹介したベルギーのエリザベート王女、オランダのアマリア王女も愛子さまと同年代です。そしてスペインのレオノール王女が次期女王です。さらに次の次の代でも決まっている国があり、スウェーデンのエステル王女、ノルウェーのアレクサンドラ王女が女王になります。
これだけ多くの女王誕生の未来がある一方で、日本の今回の皇室典範改正では女性天皇の議論はされませんでした。国連など国際社会からは、疑問視する声もあがっています。 日本はおととし、国連の女性差別撤廃委員会から皇位の継承で男女平等を確保するよう『勧告』を受けました。

日本は女性差別撤廃条約には 同意している立場ですが、勧告を受けて『国家の基本に関わる事項だ』と猛反発しました。そして今年、皇室典範を改正し、結果的に男系男子継承が維持されることになりました。
冒頭でお伝えしたリヒテンシュタインも去年、国連で男性に限ってきた継承権が問題とされました。 リヒテンシュタインはおよそ400年にわたって日本と同様に男系男子継承をとってきた国で、国政選挙における女性の参政権を認めたのは1984年と、日本よりもおよそ40年遅い国でした。

日本と違うのは国連の指摘に沿う形で制度改正をすすめた点です。日本の皇室典範改正では、女性皇族が結婚後も皇室に残ることや、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎えられることが決まりました。実は、この議論の過程でリヒテンシュタインの制度が参考にされていました。
2021年の政府の有識者会議で、座長が議論を紹介する形で次のように述べています。
「我が国と同様、男系男子継承制を採るリヒテンシュタインにおいては、女性皇族が婚姻後も公族の身分を保持しつつ配偶者と子は公族とならないという制度や、継承者が不在となった際に継承養子を迎える制度があることは、今後の検討において参考となるのではないか」

万世一系といわれる男系男子の継承は日本の伝統です。ただ、“ジェンダー平等”で問題がある国と国際社会からみられるのは非常に残念です。NNNと読売新聞の世論調査では今後、皇室典範を再び改正し、女性の天皇を認めることには『賛成』が85パーセントにものぼっています。こうした世論も踏まえ、時代に合い、ジェンダー平等を踏まえた正面からの議論が必要ではないでしょうか。
記事より抜粋しました。
リヒテンシュタインの制度が参考にされていたんですね。元祖であるリヒテンシュタインが この制度では不具合が生じると改正に踏み切ったのであれば 日本も準じるべきです。ジェンダー平等からかけ離れている日本は このままでは法律界のガラパゴス国家です。
【世界は直系長子へ】
《私は、オバケに会ったことは無いのですが、先日までは、ゴキブリに会って叫び声を上げていました》
8月22日にXでこう綴ったのは、高市早苗首相。この1つ前に投稿した、「終日公邸で過ごす」と首相動静で書かれていても、打ち合わせなど公邸で必要な執務を行っているという主旨の投稿に続く形で、公邸にまつわるオバケの噂話に触れました。

知られざる公邸内での貴重なエピソードを披露した高市氏ですが、足元は暗い。毎日新聞は8月23日、高市内閣の支持率が前月比10ポイント減となった前回調査から横ばいの41%だったと報道。共同通信も同日、高市内閣の支持率が過去最低の50.2%となったと報じるなど、2年限定の食料品消費税減税を閣議決定した後も、支持率の下落傾向からは抜け出せていません。
そんななか、高市氏がXに投稿したのが”公邸でも仕事をしている”というアピールでした。投稿によると、公邸で《打合せや執務》を行っているため《「公邸も職場」というのが実感です》といい、《職員やSPを含む警護の負担を軽減》するため、あえて公邸で職務を行っていると強調。

”公邸に引きこもってばかり”、”国会に出ない”などの批判に反論した形です。 その流れで突如ゴキブリ”エピソードも披露。自ら丁寧に掃除していた公邸にゴキブリが出てショックだったものの、大好きな手塚治虫氏の名作漫画『火の鳥』で描かれる輪廻転生の考えから《虫を殺すことができません》と告白。
最終的には秘書官による“コンバット大作戦”でゴキブリは姿を見せなくなり、安心した一方で《少し淋しいような、悲しいような…》と心情を綴っていました。
微笑ましくも見えるエピソードですが、ICCの赤根所長がトランプ政権から制裁対象に加えられるなか、高市氏は“弱腰”と批判されているなかでの投稿ということもあって、“他に言うべきことがあるのでは?”と疑問の声も寄せられていました。
この投稿は25日時点で2479万回以上閲覧されるなど国内でも大きな話題となったが、思わぬ形で海外にも波及することに。 英国の老舗紙『テレグラフ』は24日にオンライン上で、「日本の首相、孤独のあまりゴキブリと“友達”になる」というタイトルの記事を公開。
同紙は、高市氏を《長時間労働で知られる日本の首相》と紹介し、これまでXで「1日3時間睡眠」などと高市氏が発信してきたことにも触れ、今回のゴキブリの投稿を丸々引用して紹介。
そのうえで、《SNSへの率直な投稿で、トップの座にいることの孤独を吐露した》と伝え、単なる公邸でのゴキブリ騒動としてではなく、高市氏の働き方や置かれた状況と結びつけて報じています。
さらに同紙は、《高市氏はまた、大勢のスタッフを引き連れるのではなく、一人で働くことを好む姿勢も明確にしてきた》とし、公邸に最小限のスタッフを呼んで働いているという高市氏の投稿も紹介。
高市氏がこうした投稿をする背景には、《国会審議を避け、もっぱら公邸で過ごしているとの報道が相次いだことがある》と指摘し、首相就任以降、週末や祝日の半分以上を公邸で過ごしていることや、’12年以降の歴代首相のなかで閣議の開催回数が最も少ないことなどを紹介しました。
また、同紙は25日にXで記事を紹介する際にも、こう綴っています。 《日本の首相が、長時間の仕事中に意外な仲間を明かしました。それはゴキブリです。 高市早苗氏は、スタッフがその昆虫を公式公邸から取り除いた後、「少し寂しい」と感じたと述べました。なぜなら、彼女はそのゴキブリが輪廻転生のサイクルの一部かもしれないと考えていたからです》

7月に高市氏が“寝てない”アピールとも受け取れる長文投稿をした際も、英国の高級紙『インデペンデント』が、同じくショートスリーパーとして知られたマーガレット・サッチャー氏を高市氏が“模倣しようとしている”と伝えたばかりです。
ブラックジョークや政治風刺の文化が根付くイギリスだからなのか、今回の記事のタイトルやXでの紹介文には、高市氏の投稿をユーモラスに取り上げる意図もうかがえます。高市氏のXでの長文投稿は、国内だけでなく、海外メディアからも思わぬ形で注目を集めているようです。
記事より抜粋しました。
世界から変わった首相という評判が広まってしまっている高市首相。SNS投稿の落とし穴にはまり込んだ様相です。こそこそ呟かないで 堂々と答弁して威厳ある姿を国会で見せていただきたいものです。
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芸術家の草間彌生さんが14日に都内で亡くなりました。草間さんの創作の歩みを振り返る展覧会がドイツで開かれ、入場者数の記録を更新しました。
水玉模様の触手のような造形に埋め尽くされる空間。他の展示では水玉が星のように広がり、まるで宇宙にいるように感じさせます。
ドイツ・ケルンのルートヴィヒ美術館で草間彌生さんの回顧展が3月から8月まで開かれました。会場では草間さんの幼いころのデッサンから最新の空間作品まで、70年以上にわたる創作活動を伝える300点を超える作品が紹介されました。
展覧会には48万人以上が訪れ、美術館の開館以来、最も多い来場者を記録しました。最後の週末には作品を一目見ようと多くの人が詰め掛け、美術館は2日間、特別に深夜の午前2時まで開館時間を延ばしました。
草間さんは幼いころから水玉などの模様が自分の体や周囲を覆い尽くすような幻覚を経験し、それを芸術として表現してきました。その後、ニューヨークに渡り、空間作品や反戦を訴えるパフォーマンスにも挑戦しました。
男性中心だった当時の芸術界で、日本人女性として前衛芸術の世界に自らの居場所を切り開きました。
回顧展は9月からオランダでも開かれます。
草間彌生さんは97歳の天寿を全うされました。
偉大な芸術家でいらっしゃいました。
ご冥福をお祈りいたします。



