両陛下は2日、来日したフランスのマクロン大統領夫妻と皇居・御所で約20分間会見され、その後4人で昼食も共にしました。
会見では日仏の文化交流が話題となり、皇后さまは大統領に「漫画も人気があるようですね」と尋ね、天皇陛下は「日本で仏文学は昔からよく読まれています」と話しました。

天皇陛下の2018年の同国訪問や、皇后さまの学生時代などの訪問歴も話題に上り、大統領から両陛下に訪問の招請がありました。大統領夫妻は19年にも皇居・宮殿で両陛下と昼食を共にしており、今回は両陛下の意向を踏まえ、昼食会は御所で私的な形で催されました。![]()
マクロン大統領訪日の際に贈られた時計についての記事を取り上げます。
両陛下とマクロン大統領にとっては7年ぶりの再会。このとき大統領は天皇陛下に特別な贈り物をされました。それがフランスの時計ブランド「ペキニエ マニュファクチュール」の腕時計“アティチュード・インペリアル“。フランス最高峰のウオッチメゾンがこの日のために一品製作した特別な機械式時計です。

この時計、時計愛好家なら唸ってしまうディテール満載ですが、なかでも素晴らしいのが文字盤。フランスの強さを象徴する「樫の木」と、日本の優雅さを象徴する「桜の木」。この2つの枝がアーティストのフィリップ・ジャカン=ラヴォー氏の手描きの細密画で美しく交差するように描かれています。これは「絶えず更新され続ける日仏の友好関係」を象徴したのだそうです。
「フランスからの贈答品がなぜ時計なの?」と思った人もいるはずです。高級時計といえばスイス。それでもマクロン大統領は、天皇陛下への贈り物にこの時計を選びました。なぜならこの時計には「フランスの時計産業を復興したい!」という、フランスで時計産業に関わる人々の悲願が込められていからです。

フランスは15〜17世紀にかけて世界最先端の時計王国で、スイス時計のルーツはフランスにあるのです。スイスのジュネーブで時計作りが始まったのは16世紀。当時の時計師たちは、フランス王朝とカトリック教会の苛烈な宗教弾圧からジュネーブに亡命しました。スイスの給与が高いことから、フランスの人たちは今なお数多く毎日国境を超えてスイスの時計産業で働いています。

天皇陛下に贈呈された時計を作った「ペキニエ」は、そんな“かつての時計王国”フランスで1973年に時計師エミール・ペキニエが創業した時計ブランドです。2000年に会社を引き継いだ経営陣が「フランスの偉大な時計作りの伝統を取り戻したい」という熱い思いから高級時計作りに取り組み、11年には国際特許をいくつも取得した画期的な自社製ムーブメントを開発しました。

「ペキニエ」は機械式時計製造の分野でフランスNo.1の存在なのです。ムーブメントでもブザンソン天文台の精度認定に合格するなど、普通のモデルにはない手間と時間を費やしています。これはフランスの時計関連産業とその職人たちの最高峰の技術を結集して作られた、フレンチ・ウオッチの誇りと未来への情熱が凝縮された1本なのです。
【マクロン大統領が陛下のために用意した贈り物】
マクロン大統領は 国家の誇りと自信をがこめられた自国の時計を陛下に贈り物をされました。このような大統領に統治されているフランスがうらやましいです。
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京都市内の桜が終盤を迎えていました。
京都市伏見区の宇治川派流沿いにある桜並木では、ソメイヨシノの花びらが舞い散って水面にピンク色の帯を形作る中、十石舟が行き交っていました。
散っても 美しい花筏。
春の名残 ピンクの絨毯を舟は行く。
