4人グループも それぞれが家庭を持って

子供が生まれて 連絡をとることもなくなっていった。

 

そんなある日、彼女とコンビだった Yちゃんから

電話があった。

 

Sちゃん(彼女)の旦那さん

癌なんだって。

 

私は 言葉に詰まってしまった。

 

あんなに 幸せいっぱいだった彼女が

こんな不幸に見舞われているなんて。。 

 

Yちゃんから お見舞いについてきて欲しいって

言われて 断る術もなく お見舞いに行った。

 

若い旦那さんは 癌の進行も早く

できないことが増えていって

視力も ほぼ失われている状態だった。

 

こんなに症状が 進んでいると 知っていたら

病院に行かなかったかもしれないと思うほど

重い空気が漂っていた。

 

彼女は 半泣きになりながら

目が見えにくくなっている旦那さんのために

本の読み聞かせをしているのだけど

旦那さんの心には 届かないんだ

って すすり泣いていた。

 

小学生が2人いる 彼女の今後の人生の重さを

思うと。。

 

体を壊さないよう 看病してあげてね。

 

と かける言葉が 妙に軽くて

私には 彼女を救えることが できないって

無力さに 打ちひしがれていた。

 

 

 

ほどなく 旦那さんは 亡くなって

彼女は未亡人になった。

 

Yちゃんと お通夜に訪問したけど

彼女は 人の目も気にすることなく

 

逝ってしまったの!!

 

と 肩を震わせながら 号泣していた。

 

私たちは 彼女を抱きかかえて

一緒に 泣くことしかできなかった。

 

続きます