夜の上野には行かないと思っていましたが、お客さんが、また上野に行きたいと


あの夜の事は、お客さんとは大事なプロジェクト中のため、言えない


かなり、気持ち的にセーブするのは大変でしたが、取引の方が大切なので、行く決断をしました。


行くのはいつもタクシーです。
交差点に着くと、そいつがいたら、馬乗りでぶん殴ってしまうんじゃないかという自分がいてタクシーを降りました。
やつ、いるかな?


何もなかったような
小雨の上野です
やっぱり客引きしています
あの中にいるのか?
あいつ声かけて来たら、
俺は多分切れてしまうだろうと思った。


騙されたお店の近くに行きます。
同僚は知っているので
忘れろ忘れろと俺を防御しています。


お店に着くと、2つ隣のビルだった。
今から襲撃しに行こうか、身の危険も感じる。
行くなら死んでもいいくら


なんてこったよ、交差点から
飲んでいた店のおよそ隣に戻ったって事かよ
いくらも離れていない距離に天国と地獄があったなんて…
歌舞伎町とまったく違う分かれ目が無いのだ
恐るべし上野


やっぱりテキーラが出てきてじゃんけんテキーラが始まってしまった
何回負けただろう6杯は飲んだ
でも、全然意識がある…何か飲まされたんだとも確信した


お客さんが気を使ってくれて、お店を出たらタクシーに乗せてくれた
今のプロジェクトを成功させたいと願った