映画「LAMB/ラム」 | 固ゆで卵で行こう!

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昨年話題になっていたノオミ・ラパス主演の映画「LAMB/ラム」。

 

アマプラで無料配信となっているので観てみました。

 

 

アイスランドを舞台に、子供のいない羊飼いの夫婦が、羊から産まれた羊ではない何かを‟アダ”と名付けて自分たちの子供として育てていくのだけれど・・・といったスリラー?ホラー?映画。

 

アイスランドの美しい情景を背景に、登場人物のセリフを極力排して説明せずにその映像でもって観るものに語り掛ける作風。

 

なので、アダが生まれる前後のシーンで、アダについてうっすら想像しながら観ていく事になるんですが、アダを育てるイングヴァルとマリア夫妻と、その家に転がり込んでくるイングヴァルの弟ペートゥルの三人の関係性などは、ほんとに一体に何を見せられているんだろうと思ったりも(笑)。

 

でも、あらためて一場面一場面を思い出してみれば、もしかしてそういう事だったのかと想像すると、マリアがアダを愛する事で起きる悲劇性がより強烈なものとして感じるかも。

 

それにしても、なによりアダが可愛い。

 

最初は「こいつは羊だ」と言い放って嫌悪感を抱くペートゥルも、気付けばアダの虜になっている様子もまた可笑しかったかも(笑)。

 

ラストは、まぁ、そうなるでしょうねといった感じですが、アダの表情と仕草、そしてマリアの事を思うとなんとも言えない虚無感や哀切感や色んなもので混乱し、しばし呆然としました。。。