別れ
長男くんのインフルが大分よくなった頃、老犬こたろうの具合がにわかに悪くなりました。
もともとずっとアレルギーを持っていて(人間のアトピーのようなもの)、
病院にずっと通っていたので、何度か血液検査もしているし、
腎臓が悪かったのは知っていた。
最近では所構わずそそうをする事が多くなり、水をがぶのみするように。
ご飯の時以外は一日寝てる。
もともと寝てばっかりの犬だったんだけど。
それでも、食欲はあったのに、ある日パッタリご飯を食べなくなり、
水も飲まなくなり、あっという間に衰弱。
体をさわるとひやっと冷たい。
とにかく病院!と連れて行き、そのまま入院。
検査の結果、腎不全(のようなもの)だと。
老犬 腎不全
検索するとお先まっくらな答えしか返ってこない。
それでも、少し回復して家に連れて帰れればと思ってた。
仕事が終わると子供たちを迎えに行った後、3人で毎日病院へ。
病院はちょっと遠いんだよね。車で30分くらい。
前に住んでたとこの近くにある病院で、最初はずっとそこに通っていて、
引っ越してから今の住まいの近所の病院を3ヶ所行ったけど、
どこも納得できなくて、
結局とてもよくしてくださった前の病院にずっと通っていた。
一度は体温も上昇し、立ってた。
けど、その後はもう、起き上がれなくなって。
それでも頭をなでると一生懸命首を持ち上げて立とうとする。
とにかく先生には、出来るだけの事をして下さいとお願いした。
先生は昼間、毎日私のスマホに電話を下さって、
様子を教えてくれた。
そして、明け方電話が鳴った。
病院からで、とる前からもうわかった。
こんな朝早くに電話なんて、もうそれしかないよ。
すぐに迎えにいった。
先生がきれいに体をふいて下さっていて、スイートピーと一緒に
小さな白い箱に収められていた。
頭をなでても顔を持ち上げないのが不思議でしょうがなかった。
12歳。しょうがないよね。ある程度覚悟はしていた。
実家のそばにペットの火葬場と、納骨させてくれるお寺があり、
実家の犬も4匹そこで眠っているので、そこでお願いした。
家族4人で火葬に立ち会い、長男くん次男坊も一緒に骨を拾って、
お寺に納骨した。
後からくるんだねー、こういうのは。
帰った時にいないなーとかさ。
ご飯の支度を始めたのにこないなーとかさ。
(いつも私がうっかりおとすのを待ち構えてたから)
長男くんは子供の無邪気さで「また犬を飼うの?」と聞いた。
「そのうちね。でもまだ今は考えてないよ。」と、私は答えた。
私は43年間の人生の中で、犬と一緒じゃなかった時はほとんどない。
実家の犬の死には3回立ち会った。
それでも私は犬が好きで、やっぱり犬を飼ってきた。
きっとまた、そのうち私は犬と一緒に生活したくなるんだろう。
だけど今は、まだこたろうの思い出に浸っておこう。
長男くんからおやつをもらうとこ。
長男くんの時もそうだったけど、寝るのが大好きで、一緒になってよく寝てた。
次男坊と寝るこたろう。
さらに寝るネる。
どちらかというと、次男坊の方がこたろうとは仲良しだった。
寝ている顔がなんともぶさいくで、よく写真撮ったな~。
でも、目がメラノーマになってから(しかも両方)、写真は目を閉じている時しかとらなくなった。
眼球摘出してもどうにもならなくて、先生と相談して手術しなかったから、
結構怖い顔だったんだ~。
これは去年のクリスマス。
自分のねどこじゃなくて、私がいるキッチンで寝ちゃってるとこ。
この後、このキッチンが居場所になって、ここにねどこ作ってあげた。
ご飯作る時邪魔だったんだよな~。
こたろ~。こたろ~。
もう呼んでもこないんだなぁ~~。






