信号のない横断歩道。


渡りたいけれど、右手から車が何台も走ってくるなあと思って立っていたら、青い車が止まってくれました。

「ありがとうございます」


うれしく感じながら進んでいくと、次は、横断歩道もない小さな小さな交差点。

前方からは左折の合図を出した車が、
左手からは直進する車が、
そして私が、
同じタイミングで一時停止。

「どうぞ」という視線を感じて、先に渡らせていただきました。

「ありがとうございます」

 

 

いつもの道をサクサク進みながら思ったのは、今日の私は、“進みたいオーラ”が出ていたのかな ということ。


実は、10年ほど前に、同じ横断歩道で、当時の同僚に、「松本さん、それでは一生渡れんよ~」と言われたことがあります。ハハハと明るく笑いながら。

横断歩道の手前に、控えめに立っていた私に対して、
その同僚は、歩道から一歩前に出て、渡りたいアピールをしていました。


 

渡りたいです。
進みたいです。


そんな意思を示していたら、案外、道を譲ってもらえたり、協力してもらえたりするものなのかもしれません。何事も。