高校のソフトテニス部OB戦

初めての参加を早々に決めて、「出席します」 と返事をしてからも、実はずっと迷っていた。


行かない理由は、たくさん出てくる。

長いブランク、体力がもたない、夏の暑さが復活してからは 「暑くて倒れるんじゃ・・・」

でも、最大の理由は、そこで私自身が楽しめるかどうか ・・・対人関係の不安。


「行きにくかったら一緒に行こうか」  背中を押してくれたのは、同級生からの突然の電話だった。



テニスは大好きだったし、部活は一生懸命やっていたけれど、

心も身体も健康でなかった学生時代は、消してしまいたい過去でもある。


たわいないおしゃべりや、学校帰りの寄り道や そんなことがなかったのも寂しいけれどそんなことはどうでもよく、致命的なのは、人と心の付き合いができなかったこと。



19年ぶりの母校のテニスコートは全く変わっていなくて、顧問の先生も不思議なくらい変わっていなかった。

19年も経ったから後輩のことは覚えていなくて、お互いに名乗ってから挨拶した。



あの頃、皆と一緒に部活を精一杯やっていた。

それは事実。それがあるから今、こうして声をかけてくれる。

あの頃の私がいるから、今の私がある。


これまで、同級生は 「共にテニスをした仲間」 だった。

昨日、おそらくはじめて、心を開いてたくさん話をした。皆、気さくで本当に気持ちのいい人だった。

過去は変えられないけれど、人との関係は再スタートできる。


これからは友人


久しぶりに連絡が来ても、ためらうことなく 「行くよ!」 と言えて、

これからも、きっと一緒にテニスをする機会がある。

夜の席では、やっぱりテニスの話と近況報告。

そして、私は今日から新たなクラブでソフトテニスを再開。

昨日、テニス再開を決意した友人の心の後押しもしていきたい。あの頃は、私が支えてもらったから。



今更だけど、高校でソフトテニスをしていて本当によかった。

そう、とてもいい高校だったんだ。 母校に感謝。

そこで、出会った先生と友人を大切に。あの頃の自分も大切に。


みんな、ありがとう。