人生に傾聴を!

こんにちは、遠藤さおりです。


お盆休み週間ですね。

みなさんは

いかがお過ごしでしょうか。


今日

老親の様子を見に実家に行ってきました。


母は要介護1で、

今は父が母の身の回りのことをしています。


その母がふと

「お父さんが死んでしまったら、わたし、どうしよう」

と言ったんですよね。


こんなとき

「大丈夫。わたしがいるから」

とひとりっ子の娘のわたしが言えば

母は安心するのかもしれません。


きっと

そう言ってあげるのが正解のようにも思えます。


けれど

まだ母に対してわだかまりがある私には

その言葉は言えないのです。


将来のことは

本当にわからないですしね。


そのとき

わたしはどんな生活をしているのか。


どんな気持ちなのか。


わたし自身の健康状態はどうなのか。


まわりの状況はどうなっているのか。


今のわたしには何もわからない。


なので

わたしが言えるのは

「そのとき、考えよう」

です。


以前は

「わたしがいるから大丈夫」

と言って

母を安心させられない自分がイヤだったんですよね。


冷たい娘なんじゃないか。


親なんだからひとこといって

安心させてあげればいいのに。


そんなふうに

自分を責めて

あとから自己嫌悪になっていたんです。


けれどいまは

分からないことは分からない。


今約束できないことは、約束できない。


その思いにフタをしないでいい

と思えます。



本当にそのときが来たら

「お母さんの面倒をみてもいいな」

と思っているかもしれません。


もちろん

できることを

一生懸命やると思います。

(母の望む形ではないかもしれないにしろ)


反対に

わたし自身に余裕がなくて

できないかもしれません。


未来の自分が

どう思っているのかは

今のわたしには分からないのです。


分かるのは

今の自分の気持ち。


「わたしがいるから大丈夫」

とは今は言えない。


言いたくない。


それが

今のわたしの本音です。


では

本音なら何でもそのまま言えばいいのかというと

それも違うんですよね。


「そんなこと言われても困る」

「面倒みられるかどうかなんてわからないよ」


そう返すこともできます。


それもひとつの本音です。


本音を大切にすることと

本音をそのまま相手にぶつけることは

違うんです。


母は

「お父さんがいなくなったら、どうしよう」

と不安。


その不安はそのまま受けとめる。


その不安をなくすために

自分にできるかわからない約束をしなくてもいい。


相手の気持ちを大切にしながら

自分の気持ちもなかったことにしない。


本音は大切に

伝える言葉を探していけばいいのだと思います。


今日のわたしにとっては

「そのとき、考えよう」が

その言葉だったんですよね。


母を安心させるには

十分な言葉ではなかったかもしれません。


母の不安を否定せず

わたし自身にも嘘をつかない。



傾聴は

相手の気持ちを聴く。


同時に

自分の心の声も聴く。


相手の思いも大切にする。

自分の本音も大切にする。


そのうえで

自分の本音を相手にどう伝えるか。


それが

自分も相手も大切にする

コミュニケーションなのだと思います。


『身近な人との会話がラクになる傾聴講座』

では

身近な人への傾聴を学びながら

自分自身の本音にも気づき

それを相手にどう伝えるかも

一緒に学んでいきます。


興味のある方は

ぜひご受講くださいね。


身近な人との会話がラクになる傾聴講座


そんな感じで、また。