人生に傾聴を!
こんにちは、遠藤さおりです。
傾聴は
相手が話している出来事だけではなく
その人が
何を感じているのか
どんな思いでいるのか
どんな感覚を抱えているのか
そんな「感じているもの」に
関わっていくコミュニケーションです。
なので
傾聴を学び始めたとき
「むずかしいです」
「どうしても頭で考えてしまいます」
という方がいらっしゃいます。
けれど
これは傾聴に向いていないということでは
ないんですよね。
たとえば
長い間仕事で
正確に判断すること
論理的に考えること
問題を見つけて解決すること
ミスをしないこと
を求められてきた方。
仕事をするうえでは
「感じる」よりも
「考える」ことが大切だったかもしれません。
何か問題が起きれば
原因を考える。
話を聞けば
「では、どうすればいいのか」と
解決策を考える。
そうやって何十年も
仕事をしてきたのですから
傾聴を学んだからといって
急に
「感じているもの」
という世界に切り替えるのは
案外出来ないものです。
傾聴するときは
相手の内側にあるものを
やり取りして感じながら理解していきます。
私はこれを
頭で理解することから心で理解することへ
と思っています。
なので
いきなりできるようになるわけではありません。
だから練習するんですよね。
そしてもうひとつ大切なのが
自分自身の気持ちや感覚を感じる練習です。
「私はいま、何を感じている?」
「なんとなく胸のあたりが苦しくなる」
「ちょっと言葉にはできないけれど、何かあるなぁ」
そんな小さな自分の感覚にも
意識を向けてみるのです。
自分の気持ちや感覚を
感じることが苦手なまま
相手の気持ちだけを感じようとしても
なかなか難しいんですよね。
まだうまく言葉になっていない
身体の内側にある感覚に
少しずつ注意を向けていく。
すぐに分析したり
答えを出したりせずに
そのまま感じてみる。
これもまた
傾聴につながっていく練習だと
私は思っています。
傾聴が苦手だからといって
「自分には向いていない」と
思わなくても大丈夫です。
これまでずっと
「考える」ことを使ってきた人なら
今度は少しずつ
「感じる」にも意識を向けてみる。
相手を傾聴する練習と
自分の気持ちや感覚を感じる練習。
その両方を重ねていくことで、
頭の理解だけでなく心の理解をしていく。
少しずつ
練習してみてくださいね。
そんな感じで、また。
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