人生に傾聴を!
こんにちは、遠藤さおりです。
今期のドラマで楽しみに見ていたのが
『ばけばけ』と『リブート』です。
リアルタイムではなかなか見れないので
「NHKプラス」や「TVer」で見ます。
『ばけばけ』と『リブート』どちらも
今週が最終回。
今日の『ばけばけ』は
思わず傾聴の視点でみていました。
夫を亡くした主人公に家族は一生懸命
慰めよう、励まそう、気分をあげよう
と言葉をかけます。
けれど
哀しみの底にいる主人公には
どんな言葉も届かないんですよね。
そして
「話せばラクになる」と言って
主人公に話させるのですが
話せば話すほど
懺悔の言葉が出てきます。
うろたえて
話すのをやめさせようとする父に
母が言ったひと言。
「待っておごしなさい。そばにいるって決めたんだいの。」
この母のひと言が「まさに傾聴だなぁ」
と思ったのです。
深い哀しみの感情を聴いているとき
聴き手が話し手の感情を受けとめきれないとき
聴き手自身が苦しくなって
そこから離れようとするんですね。
けれど
この母のように
娘のどんな苦しさにも黙ってそばにいる。
そう決めてどっしり座っている母の佇まいに
娘は安心して話をすることが出来るのだと思います。
『しのぐ傾聴』というのがあります。
何かを変えようとしないで
その時間を一緒にいることを選ぶ関わりです。
どうしようもない深い哀しみ
心の傷つき
苦しみ。
その時だけでもそばに一緒にいる人がいる。
そのままの自分のそばに。
その時をしのいで
少しだけ明日につながるんですね。
とても地味だけど
確かに人を支えるものになっているのだと思います。
こういう関わりは頭で理解するよりも
実際体感してみるのが大事です。
「しのぐ」という関わりを知ると
人の苦しさのそばににいる感覚が
少し変わります。
・つい何か言わなきゃ!と焦る
・励ますけど、なにか疲れる
・しんどい話を聴くと苦しくなる
そんなふうに感じることがあれば
講座に体験しに来てみてくださいね。
そんな感じで、また。
