いつもありがとうございます。
エツ(須山悦子)です。
●「古さ」を消すか、価値に変えるか
今、ある化粧品会社さんのサイト設計をしています。
最初に商品を目の前にしたときに思ったこと。
「パッケージ、変えたらいいのに。」
うちのデザイナーさんも私よりも若いので、
同じくまずそこに目がいきました。
PR時代の仲間も同じ意見でした。
でも、途中で顧客分析等していくうちに気づいたんです。
それって、
完全に私達の主観でしかなかったと。
そのブランドは、
・リピーターがとても多い
・何年も使い続けている人がいる
・クリニックに置かれている
・「おしゃれ」より「効く」で選ばれている
つまり、
今のパッケージには“役割”がある。
埋もれるブランドと、残るブランド
ここ数年、多くのコスメブランドを
仕事で関わり見てきました。
正直に言うと、
「綺麗。でも忘れる」
そんなブランドがとても多い。
ミニマルで、洗練されていて、
でも全部似ている。
パケ買いはされるかもしれない。
でも、記憶には残らない。
一方で、
田舎のお菓子屋さんの手作り感満載のパッケージ。
洗練とは違うのに、忘れない。
なぜか。
私の大好きなこれなんかまさしく、よい。
(2021年発売以来、現在も入手困難な状況が続く大人気商品)
個性がありますよね。
若返らせるか、格上げするか
今回担当するブランドは、リピーターは強い。
でも、広げたい。
特にサロンユース、プロユースへ。
ここでやりがちなのは、
「もっとおしゃれにしよう」
という発想。
でも、プロが見ているのは
・結果が出るか
・説明できるか
・差別化できるか
・価格を上げられるか
つまり必要なのは
洗練ではなく、格。
古いは、弱点ではない
古いデザイン。
それは本当に弱点でしょうか?
もしかしたらそれは、
・歴史がある
・流行に振り回されない
・実直
・骨太
という翻訳ができるかもしれない^^
変えるべきは、
パッケージそのものではなく、
“どう見せるか”という文脈。
そう私は思います。
全部を今風にする必要はない。
でも、整えることはできる。
・写真の質を上げる
・余白を整理する
・コピーを研ぎ澄ます
・プロ専用ページを設計する
・エビデンスを言語化する
若返らせるのではなく、
“格上げする”のです。
これは、ほかのビジネスにも同じことが言えます。
「今風じゃないかも」
そう思ったとき、
本当に変えるべきは“見た目”でしょうか?
市場は今、
似たデザイン
似た言葉
似たトーン
で溢れています。
そこに、
ブレない思想があったら?
むしろ強い。
美しさとは何か
私は最近、
美しさとは
流行っていることではなく
一貫していることなのではないかと思っています。
積み重なったもの。
磨き続けられたもの。
誤魔化していないもの。
それが、静かに強い。
もし今あなたが、
・自分のブランドが古く見える気がする
・おしゃれにすれば売れる気がする
・周りと比べて焦っている
そんな状態なら。
一度、立ち止まってみてください。
それは本当に“若返り”が必要ですか?
それとも、“格上げ”ですか?
私は、
流行らせる仕事より、残る仕事がしたい。
そのために必要なのは、
デザインの変更よりも、思想の整理です。
どこを変え、
どこを守るのか。
この「線引き」ができたとき、
ブランドは強くなります。
こうした
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表面を磨く前に、
土台を整える。
長く残るブランドをつくりたい方へ💚
今日もお読みいただきありがとうございました。
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