【1】きょうの一押し!「PRアイデア」
『グレートバリアリーフで半年暮らして1000万円
=世界最高の求人募集』
(1/13 AFP時事)
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【2】ニュース解説:
オーストラリアのクイーンズランド州が13日、観光促進キ
ャンペーンの一環として、美しいサンゴ礁の島でのんびりと半
年暮らすだけでトップクラスのお金が稼げる「世界最高」の仕
事に従事する人を内外から募集しました。
報酬は、半年間で15万豪ドル(約1000万円)で、応募
者の国から大サンゴ礁、グレートバリアリーフのハミルトン島
までの無料航空券も付く。
仕事の内容は島の管理などで、白い砂浜を巡回し、サンゴ礁
をシュノーケリングで見て回り、ブログや写真日記、ビデオな
どに定期的に報告する。
小さなプールやゴルフ用のバギー車付きの3寝室のビーチ沿
いの家も貸与される。
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【3】ニュースをつくる!「PRアイデア」の視点
世界的な雇用不安の中で、まさに夢のような仕事の募集。
テレビの情報番組などでも報道されました。
いい話には裏があるのが世の常だが、州当局によると、
「これは金融危機による世界的な経済情勢の悪化から同州の観
光を守るキャンペーンの一環」だという。
ただし、応募者には泳ぎが達者で素晴らしい意思疎通能力が
あり、英語を流ちょうに話し、書けることが要求されます。
また、時折、メディアで話すことも求められるため、恥ずか
しがり屋には向かず、何よりも海や太陽や戸外での活動を愛す
る人が最適だという。
金融危機による雇用環境の悪化は世界的なレベルのもので、
世界的な知名度の観光地であるグレートバリアリーフが、この
流れに乗った格好。
世界的な雇用環境の悪化 ⇒ 世界最高の仕事を提供
まさに世界の空気(ムード)を利用して自分の方に注目を集
めるPR戦略を実施したわけです。
応募の締め切りは2月22日で、応募者の中から11人の候
補者を選んで5月初めにハミルトン島へ招待し、最終的に当選
者を決め、仕事は7月1日から開始となるそう。
(1)世界最高の求人募集
(2)現地での11人の候補者の最終選考
(3)最高の仕事を獲得した人のブログや取材報道
など、今後かなりのPRチャンスが生まれる企画で、(2)
の最終選考者の11人には、州が観光誘致を重視する国から選
ぶことで、各国での報道を期待できます。
当局者は、「伝統的な宣伝は時には役に立たず、それを超え
た企画を考えた」と語るように、『宣伝を超えた企画』、つま
りニュースをつくったわけです。
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