呉市、仁方沖から大三島にかけて並ぶ芸予諸島の東端辺りの今治市、関前諸島(岡村島・小大下(こおげ)島・大下(おおげ)島)の大下島にある灯台。

明治27年に、潮流の強い来島海峡を迂回する三原航路に同時に設置された9基の灯台・灯標のひとつ。

大下島灯台は西側の出入口となる灯台で、有人管理だった。9基の内5灯台が当時初の無人灯台として設置されており、その一部の管理も担ったと思われる。

また、9灯台中、東の出入口で有人管理だった百貫島灯台と共に回転レンズが設置されていた。

(1992年撮影)

 



なお、「とびしま海道」と名づけられた仁方〜蒲刈から岡村島まで架橋された安芸灘架橋は最終的に大崎上島まで繋ぐ構想だが、岡村島と大崎上島を結ぶ8号橋は末端部の割には長大橋になるからか今では公式では触れられていない様子。また、岡村島〜小大下島〜大下島〜大三島と繋ぐ構想もあり実現すれば呉〜今治ルートが出来るが、安芸灘架橋が広島県の事業であるのと、小大下島〜大下島の海峡は航路の性質上、明石海峡や来島海峡と同等な航路高(桁下)を確保する必要性が見込まれ、相当な工費が見込まれる事もあってか、未だ“構想”レベルの様子。