北小谷駅の看板 JRロゴ

もう一度入浴するため、食事は簡単に済ませた。もっとも、お盆休みが過ぎたとはいえ、まだまだ食堂は混んでいたので長居は無用だと思った。(写真/北小谷駅に戻ってくる)

 

線路脇にススキが生い茂る様子

ふと気がつけば、線路脇には若いすすきが出現している。ついこの前、夏が来たと思ったばかりなのに、もう秋の気配が迫っている。季節の移ろいには驚くばかりだが、とっとと仕事を完全引退したい身には、もっと迅速に時が流れてほしい。そんな思いもある。

 

 

光を浴びる暗い空の雲

空を見上げると、入道雲が低い場所を流れる雲に消されていく。どうやら夕立になりそうだ。もしかするとゲリラ豪雨、あるいは線状降水帯になる可能性もある。雨が落ちない内に駅に戻って来れて良かった。

 

雨の駅、電車と線路

南小谷駅にキハが到着する頃には雨が落ちてくる。すると、ほどなくしてJR東日本の普通列車が入線してくる(写真)。しかし、この列車が折り返し信濃大町駅に向かって出発するのは35分後になる。

 

 

ワンマン列車が停車する無人駅のホーム

JR西日本はというと、乗り換え客を乗せてすぐに発って行く(写真)。こうしてみるとJR西の方が誠意を持って運行しているようにみえる。確かにJR東日本は、南小谷駅以北の廃線騒動に便乗して、南小谷駅-白馬駅間を廃線にしようと考えているのは間違いなく、わざと連絡を悪くしているようにも映る。

 

 

電車で読書する足と本

まあ、車内で待てるだけ有難い。裸足になって足を投げ出す。はしたないが、誰もいないので、しばし、ご勘弁願おう。やがて大糸線のこの区間が廃線になれば、こんなひと時でさえ、愛おしい時間だったと思い返すことになるのだろう。

 

 

緑の田んぼと湖、山々の風景

白馬駅を過ぎるころには雨が上がり、木崎湖に差し掛かる頃には日差しも出てくる(写真)。以前に比べれば不便になった道の駅小谷だが、それでも癒される場所であることにかわりはない。例え大糸線が廃線されてもバスは走るだろうし、道の駅には停車することになるだろう。交通手段に問題はないかもしれないが、果たしてそこに旅情はあるのだろうか。

 


道の駅「小谷」を見直す小旅 END