中2の2学期から不登校の娘は、高校も不登校になり中退。今は「無所属」ですが、おうち生活をしながら大学進学を目指しています。


ポムです🍎


9年前、庭の片すみに植えたレモンの木が、

今年ようやく、小さな黄色い実をつけました。


朝、ふと窓から見えたその色に「まさかね…」と半信半疑のまま近づいてみると、そこには正真正銘、レモンが一粒、ちょこんと鎮座していました!


思わず、木に向かってつぶやいてしまいました。


「え?あなた……レモンになる気、あったの?」


あまりに長いあいだ待ちすぎて、震えるほどの感動よりも、“ウソでしょ?ほんとに?”と、疑う気持ちが先に出てくる

ーーそんな、じわじわ込み上げる喜びでした。



植えた当初はレモンの実が成るのを心待ちにしていました。

「翌年には実をつけるだろう」と根拠のない自信まであって。


早くレモンの実をつけてねウインク

なんて、木に話しかけたりして。


ところが、翌年も、その次の年も、3年目になっても、春に白い花は咲くもののそれが実になる気配はなかったのです。


私の育て方が悪いのかなチュー


それでも、年々幹は少しずつ太くなり、枝を伸ばし、確かに成長はしていて。


「どうしたら実をつけるの?」

「いつになったらレモンになるの?」

そんな気持ちを抱えながらも、


まぁ、いつか実が成ればいいかな照れ


と、気長に待つことにしたのです。




……あれ?

なんだか不登校だった娘を待っていた時の感覚と似ている?



レモンの木をほったらかしていた数年。

期待も焦りもすっかり薄れた頃、ふいに実をつけたレモン。



娘が動き出した時も、ちょうど私が期待と焦りを手放した時でした。



重ね合わせてみたら、レモンの木が急に愛おしく思えてきました。



「あなた…こんなところでひっそり育っていたのね」



せっかくの貴重な一粒のレモン🍋

熱々の唐揚げにギュっとしぼろうか。


それとも輪切りにして、紅茶に浮かべていただこうか。


ただいま、嬉しい悩みの真っ最中です。



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読んでいただきありがとうございました。





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