『GIFT』を語る① ~はじめに~
書き出したらきっと膨大な時間がかかるだろうなあ・・・。それにそもそも読んでくださる人いるのかなあ・・・なんて思ってかなり躊躇していたのですが、書き始めてしまいました。
どこまで書けるかわからないのですが、お暇な方は流し読みしてください。
自分用の備忘録です・・・。
2022年2月26日。フィギュアスケート史に新たな1ページが刻まれた。たった一人のフィギュアスケーターの演技を観るために、3万5千人という人々が東京ドームに集結した。
映画館で行われるライブビューイングに関しては当初、海外では香港、台湾、韓国でのみ行われるとの発表があった後、世界中のファンの皆さんの熱望が膨れ上がり、最終的には中国、北朝鮮を除くグローバル・ビューイングが決定した。ライブビューイングは3万人が観覧したとされ、開催日翌日には国内で再びディレイビューイングも行われた。宴の後にもかかわらず、どの映画館もほぼ満席だったという。最終的には全世界でいったい何万人の人々が、この前代未聞のアイスショーを目撃したことになるのだろう。
東京ドームと言えば面積の広さを説明するために、よく「東京ドーム〇個分の広さ」など引用されるあの東京ドームであり、プロ野球の巨人の公式戦や、国内外の名立たるアーティストらがコンサートを開くその場所である。まさに空前絶後のアイスショーと言える。
幸運にもチケットを手に入れることのできた私は、まるで自分が3万5千人の観客の前で滑るかのような緊張と不安を抱えながら眠れぬ一夜を過ごし、東京ドームへと足を運んだ。
約3時間にも及んだアイスショー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023“GIFT”at Tokyo Dome」。目撃した感想を率直に言うならば、まず冒頭の「フィギュアスケート史に刻まれた新たな1ページ」では言葉が足らず、『西洋と東洋の芸術史における新たな幕開けとなる画期的な日』という表現をぜひとも加えたい。
さらに言えば、『アイスショー』というくくりとはどこか違う。『エンターテインメント』という表現では軽過ぎる。『Gift』は羽生結弦にしか創り得ない作品であり、御本人の言う『アイスストーリー』がまさに適切。誰も見たことのない、『芸術』における新たなジャンルが産声を上げた日、という重要事項も忘れずに記しておきたい。
現在、Disney+で行われている見逃し配信は、3月12日(日)23:59で終了する。それを過ぎたら儚い幻影と化してしまうかもしれないあの日の記憶を、できる限り書き留め、脳裏に焼きつけておきたいと思う。
~次記事へつづく~
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