素敵なお写真がたくさん・・・(↓)
- 撮影 :共同通信社写真部鈴木大介氏 撮影日 :2017/10/21
撮影 : 共同通信社写真部鈴木大介氏 撮影日 : 2017/10/21
ロシア大会が終わってかれこれ1週間になろうとしていますが、まだすべてを消化しきれていない感じです。それぐらい、盛りだくさんの大会でした
どのシーンも忘れ難いのですが、あえて私のナンバーワンを挙げるとしたら、やはりこのシーンでしょうか・・・。
結弦くんをまっすぐ見上げる少年の澄んだ瞳。心が洗われました・・・。
報ステのインタビューで、結弦くんは「二度と戻らなかった」瞬間として、ソチのフリーの演技のことを挙げていましたね。私にとってのその瞬間はいつだったかな・・・と、遠くをふと見つめている週末です。
この赤いシャツを着た少年にとって、これはまさにそうした瞬間だったのでしょうね。
確かに他の子供たちほどはプーさんを拾わなかったかもしれない。(全く拾わなかった訳じゃなかったですね (;^_^A。)でも、この子を叱るなんて・・・できないな。
朝日DIGITAL 遠藤啓生氏撮影
この絵は間違いなく、誰が見ても結弦くんですね。長い足が交差しているのはきっとハイドロを描いたんじゃないかな。見ると、結弦くんのバックには黄色の円が描かれています。これは金メダルを意味するのか、月を意味するのか・・・。
いずれにせよ、こうした絵を描かせるほど結弦くんの存在は少年をインスパイアしているということですよね。
そしてこれは、間違いなく「ホープ・アンド・レガシー」の絵ですよね。
この音楽は日本の作曲家によって作曲されて、音階もアジア的だったり日本的だったり、西洋の方には聞き慣れない、少し馴染みにくいものだったと思います。
ある意味、欧米の方には謎多きプログラムだったかもしれませんが、ヘルシンキの完璧な演技でその全容が明らかになり、世界が衝撃を受けたプログラムでした。
それでもやはり「ホープ・アンド・レガシー」というタイトルはお子さんには難しいんじゃないかと思っていました。
でも・・・通じているんですね。この子の描いたものがプリンスだったりSEIMEIだったりしたら、カッコいいから描きたくなったのだろうとか、ショパンだったらロシアに暮らしているから身近な音楽だろうとか、そんな風に思えたかもしれません。
でも少年の描いたのは他のどのプログラムでもなく、「ホープ・アンド・レガシー」でした。この選択はある意味、私には驚きでした。
大人はいろいろな説明をつけたり、分析をしたり、他人の意見を気にしたり、とかくいろいろなことをしながらプログラムを鑑賞していますが、子供たちはそんな難しいことは一切せずに結弦くんのプログラムに感動しているんですね。
私も誰かの作品や文章を鑑賞する時は、他の誰でもない自分の感覚だけを信じたいと思います。子供の頃の様に、真っ新な目で絵や音楽や映画や文章に触れていたいです。
自分以外の誰かの目を通して作品を見たくはないです。他の誰でもない自分の目を通して素晴らしいと思ったものは、私にとって紛れもなく本物なのです。
素晴らしい作品との出会いは「二度とは戻らない」瞬間でもあります。「素晴らしい」と心から思えたら、そう思う自分の気持ちに逡巡したくはない。少年が結弦くんを見つめるキラキラした瞳を見ていたら、ふとそんなことを思いました。





