モモ博士が連日オータム・クラシックの会場で奮闘してくださっています。モモさんはボランティアの方なんですね。にもかかわらず、涙ぐましいほどの働きぶりで選手の皆さんたちを守ろうとしてくださっています。
注意してもなかなかルールとマナーを守れない方がいらっしゃるようです。場内のアナウンスも英語と仏語があるのだから、日本語があってもおかしくないし、本当は中国語等、他の言語があってもいいくらいです。母国語のアナウンスを聞けば観客に自覚を促すことができます。言葉がわからないふりもできません。
羽生結弦のシーズン初戦となるオータム・クラシックにはたくさんの日本人ファンが集まった=北村玲奈撮影
ルール、マナー違反は日本の一部の方だけではなく、他国の一部のファンの方々の間にも見受けられるようなので、多言語でこうした説明がなされるべきだと思うのですが・・・。
中国の解説者やメディアの方々はいつも選手の皆さんを温かく応援してくださっているので、番組の中や記事などでもこうしたルールやマナーをなぜ、守らなければならないのかを伝えてくだされば効果があるのではないかと思うのですが・・・。
「日本の熱狂的なファン」と報じられることが多く思いますが、実際には日本以外の国々のファンの方々もたくさんいらっしゃるのですよね。徹夜で行列に並んでいらっしゃる方は日本の方ばかりではないようなので・・・。皆さん、英語は理解されているのだと思いますが、やはり自国の言葉での注意喚起はさらに自覚を促しますから、多言語での説明が必要なのではないかなと思います・・・。
すべてのルールやマナーには理由があります。意地悪で禁止している訳ではないのです。
中でも最も深刻、かつ重大なルール、マナー違反は「フラッシュとAF補助光の使用」です。
違反されている方は、なぜ違反なのかがわからない、という方が多いのかもしれません。
「フラッシュやAF補助光が、リンクの上の選手の目に入ったら危険だから」です。
写真に収めたいほど応援している選手の安全を考えれば、フラッシュとAF補助光をオフにすることができるはずです。カメラ初心者の方も一度、御自身のカメラが自動でそのような機能がオンになっていないかどうか確認された方がよいかと思います。
また、徹夜で行列を作り、良席を確保しようとされている方々が大勢いらっしゃるようですが、ポリスも出動する事態となっていると朝日の記事もありますね。
何度か書いていますが、慣れない異国で、女性たちが、一晩中戸外にいる、という事は大変危険なことです。治安のよいと言われる都市の日中、人の多い通りでどんな悲惨なことがここ数年起きて来たか、知らない方はいないでしょう。
空港のセキュリティも年々厳しくなっています。国際郵便物等の検査も厳しくなっています。今の世界情勢を見ても、女性たちが一晩中異国の戸外で過ごすというのは、とても心配なことなのです。
海外での行動は自己責任ですが、もし何かあったらニュースに取り上げられるばかりでなく、大会の運営そのものにも影響を与えかねませんよね。
応援というのはまず、応援したい選手のことを第一に考えるものだと思います。大好きな選手の少しでもそばに行きたい。写真を撮りたい。動画に収めたい。そう思う気持ちは自然ですし、いけないことではありません。でも、そうした自分の気持ちを抑え、選手の安全に配慮したルールとマナーを守ろうとされている多くのファンの皆さんとの間に大きな不公平感が生まれてしまいます。
誰かに悲しい思いをさせて得る幸せは本当の意味での幸せではないはずです。そして何よりも応援しているはずの選手を傷つけることになるのです。
こうした事態は既に結弦くんの知るところとなってもいるかもしれませんし、知ってしまったらきっと悲しい思いをすると思いますよ。
会場の最前列のファンも、最後列のファンも、お茶の間のファンも、被災地や病院のベッドから見守ってくださるファンも、結弦くんにとっては1人ひとりがかけがえのない大切なファンです。
結弦くんをどうか皆さんで守っていきましょう。結弦くんが大好きな気持ちは皆、同じです。でも、その気持ちが結弦くんを傷つけることになっては本末転倒です。
まだ公式練習とフリーが残っています。フラッシュとAF補助光は絶対にオフにしてくださいね。リンクのスケーターの皆さんを守るためです。
今は会場にいるSportymagsさんともいろいろ話しています。このフラッシュとAF補助光使用がなくなるために、こうした個人のブログで何ができるかについてです。彼女も英語で記事を出してくれると思います。私は日本語でこうして頑張れるだけ頑張っています。
この話題をこれまで何度も取り上げてきましたが、私も毎回勇気を振り絞っています。私だって正直、この話題は触れたくありません・・・。
オータム開催期間中に事態が改善されることを切に願っています。現地で奮闘してくださっているモモ博士とスタッフの皆さんのお仕事はまだ続いています。心から感謝申し上げます。
結弦くんが大好きな気持ちは決していけないことではありません。誰かを責めている訳では決してありません。ただ、1人ひとりが楽しく観戦できるように、お互い思い合う気持ちが必要ですよね。
気持をひとつにして、結弦くんを応援していきましょう。
