昨夜の不思議な話に引き続き、不思議な話をもう一つ・・・。
皆さん、天野喜孝氏が描かれた結弦くんの素敵な絵のことを覚えていらっしゃいますか?
実はこの時、天野さんが描く対象として依頼されていたのは「安倍晴明」であって、結弦くんではなかったそうです。
天野さんはどういう訳か、「安倍晴明」を「羽生結弦」と聞き間違えて、「羽生結弦」を描いてしまったとか・・・。
天野さんご本人にうかがったこともないので・・・(´0ノ`*)、あの絵を描いていらした時、どのような心境だったのかはわかりません。
しかし、それは天野さんにとって疑うべくもなく「自然な状況」であったことは間違いないでしょう。
画家、作曲家などアーティストの方が素晴らしい作品を作り上げるときは、たいてい自分でも理解しがたい不思議なインスピレーションをどこからか受け取っているものです。
いったいその時「何が」天野さんに「羽生結弦」を描かせたのでしょうか・・・。
単なる偶然と受け取る方もいるかもしれません。でももしこのお話を聞いて、どこか「嬉しい」とか「幸せだ」といった感情がご自分の中に沸き起こってきた方がたくさんいらしたとしたら、それはSEIMEIというプログラムにその「何か」が宿っているということなのかもしれません。
「長野」「大阪」「名古屋」という地名を聞くと、結弦くんのファンの方であれば、おそらく「長野」はNHK杯で結弦くんが人類初の300点壁えを果たした地であり、「大阪」は今季のNHK杯開催地、「名古屋」は今年のグランプリ・ファイナルの開催地だということを、間近なところで連想されますよね。
晴明神社と言えば京都が有名ですが、晴明公が生まれたのは摂津国阿倍野、つまり現在の「大阪」だったとされています。
晴明公は晩年を「名古屋」に移り住み、その後「長野」の山中で過ごされた、あるいは亡くなられた、という説もあるようです。
多くの人々に慕われた晴明公にまつわる神社は日本の至るところにあるようですが、大阪の安倍晴明神社、名古屋の晴明神社、長野県木曽町にある安倍晴明墓所と、結弦くんがSEIMEIを演じる土地には必ず晴明公の気配が感じられます。
福島にも縁の神社があり、結弦くんの故郷仙台は伊達政宗公の時代から続く七夕まつりで有名、政宗公の兜の前立てには三日月があしらわれ、仙台は正宗公縁の神社仏閣が六芒星に配置されて守られた星の街だという話もあるようです。
http://www.seimeijinja.jp/archives/7242
結弦くんのイメージもどこか「月」を感じさせるものがあって、陰陽師の世界観とは抜群の相性ですよね。
晴明公が亡くなられて1000年余りの時が経ちましたが、今、ゲームや漫画、小説、映画等を通してそれほど昔の人物の名前が世界中に広まっています。今、なぜ、陰陽師なのでしょう・・・。
平安時代の人々の不安や苦しみを取り除いて特殊な力で鎮めたという晴明公は、当時の「スーパーヒーロー」だったようです。
晴明公が今なお各地で信仰され続けている時の単位は100年や200年ではありません。
この事実はやはり、晴明公が特別な人物であったことを物語り、この現代にも、明らかにその特殊なパワーは存在しているように感じられます。
人としての形はとらずとも、その力は今もこの世の中に人々の信仰という形で存在し続けているようです。
もしそのパワーが、現代に生きる私たちに何か伝えたい想いがあるとしたら、絵画や音楽や小説・・・そのような媒体を借りて人々に語りかけようとするのは理解できるような気がしませんか。
gettyimages
オリンピックでの結弦くんのSEIMEIは、五輪を見る世界中の人々にとって「スーパーヒーロー」の復活を感じさせる、そんなプログラムになると思います。
なぜなら今という時代がそんな「スーパーヒーロー」の存在を必要としているからです。
いつの時代も、さ迷える人々の進むべき方向を「スーパーヒーロー」と呼ばれる存在は指先一本で指し示すことができます。
神様は人々に辛い試練を与える一方で、同時に「スーパーヒーロー」も遣わしてくださるものなのかもしれませんね。
どんなに辛く、苦しい時も、私たちは決して忘れ去られているのではなく、見守られているのだということを伝えるために、この地上には時々そのような人物が遣わされてくるのかもしれません。
結弦くんのSEIMEIにはやはり平安時代のスーパーヒーロー、晴明公が降臨してきているのかもしれませんね。世界中の多くの人たちに、そのメッセージが伝わるように、晴明公は「羽生結弦」というスケーターと「五輪」という舞台を選ばれたのかもしれません・・・。
http://www.sonymusic.co.jp/topics/2240
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世界各地で開催している天野喜孝氏の個展が、2016年6月19日より新潟県にある新津美術館で開催されました。美術館では初期作から最新作を含めて約200点の作品が展示。
その初日には、天野喜孝氏が新津美術館に訪れてアーティストトークを行いました。
■羽生結弦選手を描いたのは、実は天野喜孝氏の間違いだった
天野喜孝氏が描いた陰陽師のCDジャケットとポスターになった羽生結弦選手の絵
http://dswiipspwikips3.jp/ff15/news/yoshitaka-amano.html
スペシャルサイト:http://www.110107.com/mob/pageShw.php?site=OTONANO&ima=3907&cd=onmyouji-complete
フィギュアスケートの羽生結弦選手を仕事で描いたときがあったが、当時は陰陽師のCDジャケットの仕事の依頼があり、陰陽師なので安倍晴明を描いてくれと依頼を受けた。
たまたま羽生選手が、大会中フリープログラムの演目で踊る曲(SEIMEI)だったため、天野氏は間違えて羽生選手を描いてしまった!
天野氏は当時パリに居た。羽生選手をイメージして描いた作品がそろそろ締め切りだったので、「パリで描いてきたよ」と作品を提出したら凍りつかれた。聞き間違いだと知り「えー、どうしよう…」と思いながらも、次の日取りに来ると言ったので安倍晴明を描いて提出した。
なので羽生選手を描いたのは間違いだったが、イメージして描かれた絵は本人にも似てるし、絵も凄かったのでポスターにさせてくださいと言われた。
CD発売当時は、スペシャルサイトで羽生結弦選手のイメージ画が公開されていた。
(Tさんへ、コメントありがとうございます。うれしく拝読いたしました。)




